秀Vのプログレ道 6月号


「ストレンジデイズ」のススメ
 寂しい話になってしまいましたが、自分だけ元気の出る話をひとつ。
皆さん「ストレンジ・デイズ」(前は隔月発売だったが、人気があるらしく現在毎月15日発売)という雑誌があるのをご存じでしょうか?ニッチなブリティッシュロックを扱うニッチな雑誌(注:褒め言葉です)で、創刊号ではハーヴェスト・レーベルを特集したり、その後の号ではヴァーティゴ・レーベル(2号に掲載)、カリスマ・レーベル(3号に掲載)、ヴァージン・レーベル(4号に掲載)、マンティコア・レーベルの紙ジャケ再発時にはマンティコア・レーベル(5号に掲載)を特集したり、キング・クリムゾンの紙ジャケシリーズ再発時には、キング・クリムゾン特集を(6号に掲載。と同時にネオン・レーベルの特集も)組んだりしてプログレ好きにもちょっと気になる雑誌です。ここに書いた各レーベルの特集は各アルバムの参加アーティストや曲目リストがついた詳細なディスコグラフィーと紹介文が載っていて、資料価値の高い作りに感動しますよ。あくまでもニッチなブリティッシュロックを扱うということで、俗に言うプログレど真ん中というわけではありませんが、逆に「マーキー」のバックナンバー(昔のマーキー誌はプログレど真ん中でとても参考になったのですが、今のマーキーは傾向が変わり、その代わりに「ユーロロックプレス」という雑誌が発刊されています。でもプログレど真ん中情報を得たいのなら、まずはマーキーの68号までのバックナンバーを読むべし。)を読んできた身としては、プログレとしては一般的に扱われていない為にプログレ専門誌に扱われることのなかった(名前は知っているけど聴いたことがない)ニッチなロックに触れる機会が増え、音楽への楽しみが増している感じです。バンド名は知っているけど聴いたことがなくて、なかなか聴こうという踏ん切りがつかないアルバムって結構あるじゃないですか。そんなアルバムを買うきっかけ作りに役立っている本ですね。と同時に、ここのところ落ち着いていた購買アルバム数を増やす元凶ともなっている本です(笑)。文字量が多く情報量も豊富なので何度も読み直す楽しみもある本です。そんな「ストレンジ・デイズ」の2000年5月号(9号)に、フリップ翁が新作プロモーションのためインタビューに登場しています。内容は敢えて書きませんが、今後の活動や来日スケジュールなどにも触れていますので気になる方は(すでにバックナンバーですが)ご一読を。
 「ストレンジデイズ」には毎号アンケート&プレゼントのページがありますが、そのインタビューが載っている号のアンケート&プレゼントコーナーにロバートフリップ師匠のサインが入った「クリムゾンキングの宮殿」が入っているではあ〜りませんか(チャーリー浜風)。多分インタビュー時にサインをもらった代物です。但し書きを読むとあの「赤づら親父」の歯にはフリップ翁のイタズラ書きのお歯黒まで塗られているとの事。うーむ、これはスゴイ。プレゼント写真の下の方には「ロバートフリップサイン入りの紙ジャケCD「クリムゾンキングの宮殿」を1名様にプレゼント。どうよ!」という編集の方の大偉業を成し遂げた満足そうなキャッチコピーがドドーンと載っています。これを見た時、その感動とは裏腹に「こんなの競争率も高いし、大体本当に読者に送ってるのかどうかも怪しいものだ。」と非常に懐疑的な気持ちが強かったのですが、さっそくシコシコせっせとアンケートにお答えして、プレゼント希望欄にはもちろん「ロバートフリップ先生直筆サイン入り(イタズラ書きつき)<クリムゾンキングの宮殿>をお願いします。」なんて希望をしっかり明記。ハガキのウラ面に少しでも目立つようにと蛍光ペンのラインまで入れました(笑)。さらに直ぐに出すときっとハガキの山の下の方に埋もれてしまうだろうし、締め切り間際なら間際で何かあざとい感じがしたので、締め切りの1週間ほど前に「当たるわけなどない」と思いつつ一縷の望みを託しポストに投函。投函日は5月7日(連休中の休日出勤)で郵便局も休みなので経理から50円切手2枚を買い、その1枚をそのアンケートハガキに貼って出しました。ちなみにもう1枚の50円切手はクリムゾンの新譜「the constrKuction of light」についていたアンケート&オリジナルグッズプレゼントはがきの投函用に使用(笑)。
 こんなの当たるわけないけど本人としては出したことでスッキリし、そんな出来事をすっかり忘れていた5月17日(ハガキの締め切りが確か5月14日だったからそのわずか3日後)に例のごとく深夜、会社から帰宅するとテーブルの上に何気な〜く佐川急便の小包が・・・。送り状を見ると送り元は「ストレンジデイズ編集部」で、備考欄には「クリムゾンCD」という文字が!!!
 焦りながら震える手で丁寧に丁寧に袋を開けとやっぱり入っていましたロバート・フリップ先生サイン入り「恐怖の赤づら親父(お歯黒付き)」のCDが!! いやあ全くこんなことってあるんですねえ。次の日さっそく会社に持ってきてみんなに見せびらかし(迷惑だったろうなあ、特にプログレ好きでもない人にとっては。)、ついでにこの至福の瞬間を一生の記念として写真に残してもらいました、ワッハッハ。
 というわけで、私とフリップ翁の絆はますます強くなるばかり(って自分が勝手に思っているだけじゃん!)なので、この先もキングクリムゾンをずっと温かい目で見守っていきたいと思います。
ムッフッフ。

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