アイランズ(クリムゾン4thアルバム)のエンディング後のリハーサル風景描写について・・・
(山崎さんの問いへの返信。)

その昔、アイランズのB面ラスト曲は「もの悲しい」同名曲のテーマのメロディを寂しく聴かせてエンディング・・・。室内楽的編成のサウンドに「クリムゾンのアルバムのラスト曲としては物足りなさ」を覚えながらも・・・感動しましたねぇ・・・。前作までの盛り上げ系ラスト曲と比較すると意外性も大きかったですけどね。メロトロンの壁を期待してたら・・・何か「あっ、終わったのか?」と、気がついてみると音が止んでいる感じでした。ところが、まだターンテーブルは回り続けて「おや?」、「・・・もしかして、オーバーカッティング(そんな言葉があるかどうか?わかりませんが、曲のない部分まで溝を掘っちゃったという意味)かな?」なんて思っていたら、スタジオのガヤガヤ。「あれれ?」、そのうち、思い思いに弦のチューニング音が始まって、スタジオのリハーサル?そしたら「ワン、ツー、、スリー、ツー・・・」と演奏開始のリズムを取る声だ。と思ったら、ターンテーブルのピックアップが早送りになってアルバム終了であることを告げました。あれは、格好良かったですよね?ボクは「これでまた、A面1曲目に続くんだ・・・。格好良すぎる!」と思ったモンでした。

そして今回の山崎さんの質問では「今回の紙ジャケには、その部分がありますかでした。どうやら洋楽CD再発初期の頃、アイランドの件の部分は「手違いによって、削除されていた」というのを、「紅伝説」だったか?のロバート・フリップのライナーで知りました。幸い、ボクの「アイランズ」はカットされていなかったのですが・・・。山崎さんは、件のアイランズをお持ちだったんですか?それは不運でしたね・・・。それで今回の紙ジャケのアイランズですが、もちろんその部分はカットされてません。しっかり入っていますよ。紙ジャケのクリムゾンのアルバム紹介は3月号でやろうと思っているので詳しくは語りませんが、「ポセイドンの目覚め」と「リザード」を聴いた限りでは、24bitの威力なのか?リマスタリングが功を奏したのか?わかりませんが、1音1音がとてもクリアーで「まるでLPを聴いているみたい」な臨場感。アイランズは、ボクらが親しくしている(通っていたら親しくなっちゃいました)CD店のお兄さんが「アイランズは他のアルバムに比較して音のレベルが・・・、もっと高くして欲しかった・・・」というようなコメントを述べてました。しかし元々アイランズはマスターのレベルが低いという話もあるらしいので、仕方ないという話もあって・・・。買い換えをちょうどお考えだったということでもあり、「今が買いです!」と言わせて頂きます。(ユースケ・サンタマリアのビールだったか?のCMじゃないですけど・・・。

それとオザンナの「パレポリ」を購入されたということで・・・。いやあ、ボクもプログレ・コーナーで「お薦め!」してましたから、ちょっと不安ではありますけど、プログレやクリムゾン、PFM好きだったら、きっと気に入って頂けることと思います。最初は「オザンナ節」にとまどうかも知れませんけど、聴いているうちに禁断症状が出るぐらいクセになることでしょう。しかし20世紀最後の年にオザンナと出会えるなんて、考えてみると羨ましいなあ・・・。あの「危険」「毒々し」くも「甘美」な迷宮世界に、酔いしれて下さい。(あの攻撃的で退廃的なサックスの響きがたまりません!)感想、お待ちしてます。※ボクも、今夜辺り・・・聴こうかなあ・・・。

高橋宏之


 

戻る