お勧めは、コレ!

 お便りをお待ちしてました。ありがとう、iwaajiさん。19歳にしてYESにキングクリムゾンを聞いているだけでも大したもんです。ボクが19の頃には、自分でバンド活動とかをやってまして、ところがバンドのメンバーはプログレを知らないときてて、本当に情けなかったなあ・・・。例えばハードロックなら好きなのはディープパープルだったのですが、みんなはツェッペリン(「ブラックドッグ」や「ロックンロール」は格好良いんだけど、それ以外が・・・退屈な感じっすね)だったり、イーグルスだったり・・・。(「呪われた夜」と「ホテルカルフォルニア」だけはスキだけど、他はアメリカンでちょっとねぇ。)という訳で、ボク一人で趣味が合わなかったことを思い出します。そのおかげで、プログレから離れてしまった頃でした。大学のミュージカル研究会から作曲と演奏の依頼を受けて、ミュージカル研究会の春の発表会の楽曲を全曲作曲したのも、あの頃だったなあ・・・。
 さて、メイルから察するにYESとキングクリムゾンは気に入っていて、他に聴くものを求めていらっしゃると見ました。そこからすると、やはりブリティッシュが好みなのでしょうか?だとすれば、やはり次に聴くのはジェネシスやELPということになるでしょう。ジェネシスで一番お薦めするのは「Selling England By The Pound(=月影の騎士)」です。ジェネシスでプログレッシャーにとって最高の時期は、やはりピーター・ガブリエルの頃のジェネシスですが、中でも「月影の騎士(邦題)」は聞き易く、しかも完成度の高い傑作でお薦めです。また、「月影の騎士」までのライナーノーツにはジェネシスの貴重な情報が満載なので、知識欲も満足させてくれるは
ずです。(当然、ジェネシスの他のアルバムの情報も満載なので、それ以降のリスニングの方向選択の良い指針にもなるはずですよ。)
 さて、ELPは結構、好みの分かれるところです。ボクのようにキングクリムゾン(要はグレッグ・レイクですね)からELPに向かったリスナーは「キングの宮殿」を彷彿とさせる楽曲「Take The Pable(石を採れ)」のおかげで「エマーソン・レイク&パーマー(ファースト)」を押しますし、ナイス(キース・エマーソン)の流れでELPに向かったリスナーなら「展覧会の絵」こそ最高だと言うのでしょう。またカール・パーマーは・・・アトミック・ルースターだけど、その流れでELPを聴くヤツあ・・・いないか・・・。ただ、ELP単独で最高傑作は?と聴かれた場合、多くの人は
「恐怖の頭脳改革」を挙げるのではないでしょうか?とまあ、まずは、この辺から聴かれてみてはいかがでしょうか?

高橋 宏之 

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