山崎さん お便りありがとう!

緑:山崎さん
黒:ヒロ高橋

 こんにちは、山崎と申します。

こんにちは!

久々にホームページ拝見しました。何だかプログレの部屋がパワーアップしてますね。

 それは読者のお便りのコーナーでしょうか? 合併特大号のことでしょうか? 後者だったら、合併ということであんなになっちゃいましたけど、いつもあんなには出来ませんのでご安心下さい。お便りのコーナーは、せっかく頂く「お便り」をボクが読むだけではもったいないと思ったからでした。しかし、頂いた文章だけを掲載するというのも何ですし・・・そう思っていたら、こんな形になっちゃいました。これって結局、ネットDJみたいなもんかも知れませんね?

今まで僕はキャメロットさんのページに関わらずWEBは会社の端末から見ていたのですが、しばらく前から社内のWEB閲覧にアクセス制限がかけられてしまい、インターネットを楽しむ事が出来なくなりました。先日ようやく家からインターネットが楽しめるようになり久しぶりに「プログレの部屋」にお邪魔しました。

 それはよかったですねぇ。なんか、インターネットも使うようになると、ついつい見ちゃうモンですよね? そうやって遊びにいらっしゃる方にとっては、何か、新しくなっていて欲しいでしょ? 規定にしている月1のボクらの原稿だけだと、遊びにいらっしゃる甲斐もないかなと・・・。そんな訳で、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

なかなか読むのに疲れるぐらいボリュームが増えてましたね。色々読んでいくとクリムゾンの新作も出てたんですね・・。また「スラック」系の音をなぞっているのでしょうか。現存の(何代目だかもういいです・・)クリムゾンになってから評価は真っ二つに分かれて、最近は「これこそプログレだ! 」とか「これもありでしょう! 」ってな論調が多いですね。「スラック」の時は不意打ちを食らったのですぐに購入しましたが今回はなんとなく時期を見て購入したいです。


 そうですね。はじめた当初は「ビギナーにもわかるプログレ」を目指していて、実際ゲームFANの方々も読んで頂いていたみたいです。(そっちが元々目的だったんでした。)最初は100%、そっちをやろうとガンバってたんですけど・・・ついつい(内容的に)深くなろうとするのを押さえつけて書いていたら、何だか尻切れトンボなものになっちゃって・・・。「これがプロの文筆業の者の書く内容か? 」と深く反省。マニアの方にも楽しめる内容を盛り込んでいったいったわけです。しかしコレクターっていうのはディープな方に行ってしまうもんでしょ? 頂くご質問もディープなものが多くなってきて、結局非常にディープな内容になってきているという訳です。そうなってくると自然に文字量も増えてしまって・・・少し反省。
空さて件のクリムゾンの新譜ですが、ボクの場合はコンサートもありますし・・・購入しましたけど。結局クリムゾンの新譜はどんな評判に落ち着いているんでしょうかね? おいしいタイトルの曲もありますし、それなりにそそられるようになってますけど、進歩的という意味でのプログレ感はあるのかなあ・・・。ボクの印象では、プレイヤーとしての視点がより明確になっているように感じますけど、手放しで気に入っているという意見も相変わらずあるみたいなので、何度も聴いている間に好きになっていくのかも知れませんね。ボクの場合、今はまだ・・・スラックの時みたいに一発で気に入るという感じにはなっていませんね。


僕的にはこちらで学んだイタリア等ユーロ系の音に完全にまいってしまい、今の通勤のお供のMDはニュートロルスです。

 通勤のお供にニュートロルスというのは良いですね。ボクは車通勤をしていましてCDチェンジャーには、常に直近で聴き終わったアルバムがセットされています。先日も弊社の部長たちと幕張の「任天堂スペースワールド」に行ったときも、プログレがガンガンかかっていて気持ちよかったですね。あくまでも聴き終わったアルバムを順番に入れているだけですので、かなりハードなアルバムがセットされていたりして、頭を抱えてしまう同乗者もあったりします。普通の人には拍子がずれるというのは気持ち悪いモノらしく・・・偶に「良いですね」何て言われる(デウス・エクス・マッキーナという第2のアレアと言われるバンドのアルバムで言われた時は、何だかギクッとしちゃいました)と、こっちがビックリしたりもしますけど・・・。
空ニュートロルスは何を好まれているのでしょうね? プログレとして聴くなら「アトミック・システム」、関連バンド・イビスの「サン・シュプリーム」もとても出来の良いアルバムなので、もし聴かれていないのなら大プッシュ。(前者はキング・後者はポリドールから日本盤が発売されましたけど、もう日本盤は難しいのかなあ・・・。)一般的には「コンチェルト・グロッソ1」「UT」「アトミック・システム」「コンチェルト・グロッソ2」までが、プログレFANが聴くべきトロルスのアルバムとなっているようですが、1〜2年前に発売された「アルデバラン」や「ニュートロルス」もボクは嫌いではありません。「アルデバラン」のアルバム・ラスト曲(ダンシングという曲でしたか?)は、まるでクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のような展開やコーラス・ワークが素晴らしく、彼らの持っている高い音楽の素養やポテンシャルをあらためて感じさせてくれます。確かにイタリアン・プログレは情熱的でクラシカル! ある種プログレのお手本のようなアルバムやバンド群が目白押しですけど、実は彼ら「革新的なロックを作るぞ! 」という意気込みの元にやっていたとは限らないふしがあります。


 
「Tilt」やっぱり良いのですね。買います。以前薦めてもらいました「パレポリ」も良かったので高橋さんのコメントは信じてます。「パレポリ」。もう数ヶ月聴いていますが、最近の聴いている印象と購入後しばらくとの印象が違ってきました。決して悪くなったのではなく、何かくせになったと言うか・・。

 オザンナはイタリアのロックバンドの中でも大好きなバンドです。イタリアの熱情とクラシックを内包しつつ、邪教的ムードが漂う「正にエンターティメント」なバンドだと思っています。中でもパリポリは本当に素晴らしいですよね。初めて聴いた場合、その良さが伝わるかどうかが心配ですが、はまったら底なし沼のように病みつき・・・というアルバムです。彼らもPFMの世界的成功に触発されて、イギリスに渡ってしまうわけですが、そのままイタリアに残って「イタリアらしい」アルバムを作り続けて欲しかった・・・と残念でなりません。
元々ジャズ・エッセンスを有した演奏形態も有していたバンドだった訳ですが、イギリスに渡ってからは「ノバ」というジャズロック系のバンドになってしまいました。バンコを別にすると、どうして渡英した後多くのユーロバンドはジャズロック系に行ってしまったのでしょう。マハビシュヌ・オーケストラの影響が強いという話も聞くのですが・・・。元々、演奏力の高い彼らだけに、よりミュージシャンズ・ミュージシャン的な音楽に傾倒していったのかも知れません。

アトール「夢魔」ですが良く聞く「フランスのイエス」ってコピーは信じて良いのでしょうか・・。
またユーロ系のバンド・作品の紹介期待していますね。

 アトールはフランスのシンフォ系バンドとしては最高峰に位置するバンドの一つと言って良いのではないでしょうか? やはり、当時日本でバカ売れしたという「夢魔」が代表アルバムですが、ボクは1st「ミュージシャンズ・マジシャン」も大好きです。
「夢魔」が全体的に複雑な仕上がりに対して、1stはもっとストレートな分、アトールのむき出しの良さが素直に伝わってくる感じがします。「フランスのイエス」と言われる割には「イエス」的な部分は少ないのではないでしょうか? 確かに全体の複雑なアンサンブルはイエス的と言えば言えなくもありませんけど、全体を覆うくぐもったトーンのようなモノは独特ですし・・・やはり個性的なバンドだと思うんですけど?

一般的にイエス的と言われるプログレバンドに共通してる特徴って、意識してやってるようなコーラスワークだったり、ジョン・アンダーソンを彷彿とさせるハイトーンボーカルだったりするわけですが、そういうものは一切無かったはずで、そういう意味ではコピーバンド的あざとさ・・・みたいなものもありません。あくまでも複雑な楽曲を高度な演奏力で決めていることを称して「イエス」的だと言っているのではないでしょうか?
アメリカのカテドラルというバンドがやはり「イエス」的と言われていますが、共通点を見いだせばあるのかな? という程度で、やはり高いオリジナリティと演奏力がそう言わせているのか? と思わせはするものの・・・共通項では無いのと同じだと思います。(カテドラルはヘビメタのカテドラルではなく、唯一のオリジナルを78年頃に出したカテドラルなので、お間違いの無きよう・・・。)とまあ、そんな訳で・・・ボクはアトールはレベルの高いプログレバンドだと思っています。正直言ってフランスというと、どこかドヨーンと霧のかかった雰囲気やシアトリカルなボーカルというイメージがあるものですが、アトールはそういう好き嫌いの分かれる要素の少ない硬派なシンフォ系です。ユーロの特色はその地域の特徴が楽曲や演奏に反映されることであるということであれば、割とブリティッシュ的だと言えるかも知れませんが、ボーカルは明らかにフランス語なのでほのかなフランス色も感じられるでしょう。

唐突ですが職場今までの田町から横浜に変わりました。クリムゾンのコンサートは近くなったので良いです。新宿のようなプログレに強いCD屋さんがあるのかはこれから探してみます。
これからもこのコーナー楽しみにしています。
では。

 どこまでやれるかわかりませんが、これからも頑張りますので、また遊びに来てみて下さい。

高橋宏之


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