マスオさんお便りありがとう!

今回のお返事は「千葉のマスオさん」という・・・やはりネットサーフィンから入っていらっしゃった方のメイルを取り上げて、ちょっといい話(ホントかな・・・)をご紹介しようと思います。



軽音楽をあなたに
マスオさんも、先日質問のコーナーの中で取り上げた「軽音楽をあなたに」のリスナーだったとのことで、高校生の頃に愛聴していたFM番組だったそうです。いやあ、ボクも昔のことなので忘れていましたけど、マスオさんによると「あの番組は土曜日の午後2〜3時間だけ、番組構成がローカル局に任せられていた」らしく、そのため「パンク・ニューウェーブ全盛時代だったにも関わらず、プログレを流していた奇特な番組」だったのだそうです。「埼玉の場合はブリティッシュ系のプログレ(クリムゾン・フロイド)をガンガン流していた」そうで、多分番組のプロデューサーと かがお好きだったんでしょうねぇ・・・。(当時流行モノの洋楽がボクは嫌いだった のと、プログレから離れてしまっていたのでわからなかったのですが、本当に洋楽は 悲惨だったみたいですね。でも、音楽業界の人が「流行モノが好きだ」から、そうい う状況であるというワケでもないみたいですよ。
例えば「エイベックス」のユーロ ビート系の売れっ子プロデューサーとかが、クリムゾンの最新アルバムを喜んで聴い てたりして・・・。仕事柄、レコード会社の方々とお会いする機会とかありますけ ど、結構クリムゾンやPFMとかを70年代に聴いていて「本当に良かったですよ ね」なんて話になりますもん。結局、そういうのが好きでレコード会社に入ったのか な・・・なんて思ったり・・・。でも上からは「商品として売れるもの」を強要され るみたいで、「レコード業界も大変なんだ」と思ったりします。特に嫌いなモノを扱 わなくちゃならなかったら悲惨ですものねぇ。ボクのいるゲーム業界もそうですけど、こういう業界って「どうしても不規則」になりますし、仕事時間も長いですし休 日返上なんて事態だってあり得ますし・・・好きなことだからやってられるっていう のが有るんですね。ところが、好きなモノは「売れない」から、なんて決めつけられ てしまったら・・・切ないですよ、きっと・・・。




「FM水戸」
横道に逸れちゃいましたけど、それで・・・マスオさんのメイルの中に「あのFM水戸」のプログレ番組(番組としてやってたのか?定かじゃないんですけど・・・)のことが書かれていてちょっとビックリしちゃったんです。同番組のこと、実は「たかみひろしさんのエッセイ(というのかなあ)」で読んだ覚えがあったんです。(たかみさんのことは前に書きましたよねぇ。)

あらためて少し紹介しますと、元々70年代にフールズメイトというユーロロック誌を伊藤政則さんと立ち上げた方で、その後キングのユーロシリーズのプロデュースや同レコード会社のネクサスレーベルとかも、この方が立ち上げたのだそうですし、その他レコード会社でもプログレッシブロックの再発シリーズには何かと関係された方です。個人的には、この方の書かれたライナーが大好きだった我々はビヨンド・ザ・ビヨンド』というゲームのサントラのライナーを「たかみさん」にお願いしたことがあります。
このゲームの音楽はジャップスプログレでは割と名前の知れた桜庭基<デジャブというバンドのリーダーでキーボーディストだった、とても才能豊かなアーティストです>君が担当してくれたこともあってか?快諾の上、とても素敵なライナー文を書いて頂きました。ボクはこの件でプログレ界で著名な「たかみさん」とお仕事で関係できてとても嬉しかったですね。たかみさんは昨今のユーロやブリティッシュ系の再発では、キングレコードはもとより独立系レーベルのライナーでも、ためになる文章をいっぱい書いていらっしゃいますので、気になった方は調べてみてはいかがでしょう?)

たかみさんは、件のFM番組に秘蔵のアルバムを持ち寄って解説などもされていたらしいのですが、その番組のことが記されていてビックリ。あれだけ知識の豊富な「たかみさん」のことです
から、さぞや面白い話をなさっていたのでしょう。マスオさんも実際に聴かれたコトがなく残念がっておられますが、ボクも是非聴いてみたい番組だったですねぇ。
 それにFM東京の深夜ラジオ番組「ジェットストリーム」(城達也さんの素敵な声とムーディーな音楽とで、当時のステレオマニアには相当人気のあった番組です・・・ボクは10代の中盤にはプログレマニアにしてステレオおたくで、よく秋葉原に出没してました)でもプログレが何げに挿入されてたそうですが、気づかなかったなあ・・・。たかみさんの書かれた中に「ラジオ関東」にも当時やはりプログレ専門番組があったそうで、それには随分出演なさっていたらしく、そちらも含めて「ボクの知らないところ」でプログレは生き続けていたんだと感慨深いモノがありますね。



いやあ、新しいプログレファンの入り口として始めた「プログレの部屋」(それにしちゃマニアックみたいですけど・・・)でしたけど、結構昔からのプログレのリスナーの方々までが応援してくれたり、遊びに来てくれたりするのは嬉しいモンですね。

これからも「プログレの部屋」を楽しみながら続けていきますので、よろしくお願いします。

高橋宏之


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