村田さんからのお便り



こんにちは。初めてお便りします。
たまたまネットサーフィン中にプログレの部屋を見つけ、夢中になってしまいました。
このサイトを見つけ、文章を読んでいるうちに自分がプログレと出会った中学1〜2年のときの記憶がよみがえってきて興奮しました(まさに”甦る世界”ってやつです)。私のプログレ歴を簡単に紹介させて頂きます。

その当時、1979年頃で、私は日本の歌謡曲(オフコースとか千春ですね)以外にアバやレイフ・ギャレットなどの洋楽を好んで聞き始めていた頃でした。この頃、レコード店にピンク・フロイドやらキング・クリムゾンなどのおどろおどろしいポスターがたくさん貼ってあり(今考えるとプログレ流行の終焉期くらいでしょうか)、まず。そのジャケットデザインから「いったい、どんな音楽なんだろう?」と興味を持つようになり、のちにそれが「プログレッシブ・ロック」というジャンルの音楽ということを知りました。そこで、洋楽マニアの同級生に「プログレっていうのに興味あるんだけど、何か持ってない?」と聞いたら「入門編としてはこれだな」と、彼が貸してくれたテープに入っていたのがムーディー・ブルースの「童夢」と「セブンス・ソジャーン」だったのです。はっきり言ってすごい衝撃でした。
特に「童夢」の導入部: procession〜story in your eyes!そして、まるで夢の世界を漂うように一気にラストまで聞かせる何とも叙情的でドラマチックな展開!もう、繰り返し何度聞いたか分かりません。それからしばらくはムーディーズ関係のLPを買いまくりました。「童夢」、「セブンス・ソジャーン」はもちろん「サテンの夜」、「子どもたちの子どもたちの子どもたちへ」、「夢幻」...。もちろん、中学生当時にプログレを聞いていたのは僕とその友人だけでしたので、ひっそりと(笑)。この頃は他にピンク・フロイドもはまっていましたが、個人的にはムーディーズの方がご贔屓でした。そして、ついに、当時NHK FMで夕方毎日やっていた「軽音楽をあなたに」という番組のプログレ特集(当時はよくこんな特集をやっていた気がします)で「クリムゾン・キングの宮殿」を聞いたときには、言葉で言えないくらいの衝撃と感動に浸りきってしまい、しばらくラジオの前でぼーっとしていたのを覚えています。それまで、ジャケットの恐ろしさから聞くのを避けていた「宮殿」を早速購入しました。フロイドの「原始心母」などと並んで”聞くのに勇気がいるアルバム”として今日も私のライブラリーに鎮座しています。さて、しばらくは「宮殿」のあまりの凄さに、しばしプログレを離れて普通のロックばかり聞いていたのですが、高校1年だったかな?エイジアがデビューし、そのサウンドのあまりの素晴らしさ、カッコよさに打ちのめされてしまい、ライナーノーツに書かれたメンバーの略歴等を読んでいるうちに、再びプログレへの道にのめり込んでいきました。この頃、ELP, YES等イギリスのメジャーどころから、次第にヨーロッパへ興味が広がっていきました。たまたま書店で見つけた、マーキームーン社刊「Encyclopedia of EuropeanRock」を購入したのがきっかけでした。それからPFMやオザンナ、ニュートロルスなどなど...いろいろと聞きまくり、叙情的でダイナミックでリリカルな迷宮世界を堪能してしまいました。
しかし、かなりマニアックにはまりそうな自分が怖くなり、しばらくは離れていたのですが、大学に入学して当時出たばかりのCDプレイヤーで聞くものとしてたまたま輸入盤で購入したGENESISの「月影の騎士」で、そのすばらしい演奏テク、シンフォニックな曲構成に目覚め、またぞろ隠れプログレ愛好者となって現在に至っています。今現在個人的に好きなアルバムとしては「童夢」、PFMの「幻の映像」、GENESISの「月影の騎士」、「Foxtrot」はもちろんですが、ルネッサンスの「Ashes areburning」、(密かに大好きな)バークレイ・ジェームス・ハーベストの
*「photos of Ghosts」なんかをカーステで聞いております。 
 しかし、書いても書いても足りないくらいですのでこの辺にしておきます。
最後に質問があるのですが「Encyclopedia of European Rock」で絶賛されていたオランダのCodaというグループのたしか「SoundsofPassion」と、何かの本に出ていたHawkwindの「絶体絶命」というアルバムに興味があるのですが、どんなものか教えて頂ければ幸いです。 長くなりすぎて本当にすみませんでした。


後日村田さんより「Photos of Ghosts」ではなく「Time Honored ghosts」でしたと訂正がありましたが、今回のお返事は「Photos of Ghosts」という前提でかかれています。ご了承ください。


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