ついに、とうとう、20世紀が終わります。来月から21世紀が始まるワケですが、不思議というか・・・なんというか・・・。某雑誌社の取材で「21世紀という言葉で何を連想しますか?」という質問があって「手塚治さんの漫画」と答えたんですけど、あらためて「21世紀とはなんだろう?」と考えると少年時代の「ズッと未来」というイメージが強いですが、みなさんはいかがでしょうか?(こういうイメージを持っているボクは、やっぱり語り部の部類の年齢になったってことでしょうね。)若い方々にとっては21世紀は目の前のことだった可能性は高いかも・・・。ボクにとっては「ずっと未来の話というイメージが強く」て・・・だいたい鉄腕アトムは21世紀の物語でしたからね(生まれたのが2003年という設定だそうな)・・・そんな新しい世紀がすぐ目の前です。
 まあ、プログレに興味のある方は、総じてボクに近づいている(上もか?)年齢の方が多いのでしょうけど。先日も「21世紀に残したいゲーム」という特集で我々は選考委員をさせていただいたんですけど、そういう場に接するにつけ「20世紀が終わること」を自覚させられます。ただボクにとってゲームは、まだ20世紀に残すよりは「切り開く」イメージが強いというのが正直な話です。だってゲームの歴史ってまだ浅いんですからね。まだまだ作り出さなければならない方が強いというイメージなんです。むしろ21世紀に残すべき遺産とは、プログレッシブロックだったりします。プログレッシブロックがホントの隆盛期だったのは69年頃から75年頃までのことだと思うのです。メジャーだった期間がこれしかなかったにも関わらず、その後音楽業界に与えた影響は計り知れません。産業ロックやポピュラー音楽の発展にこれだけ貢献してきたプログレが、このまま日陰の存在で良いのか?とてもギモンな気持ちです。是非21世紀にも「その短期間に生まれた20世紀の奇跡の音楽」が語り継がれていってほしいモノです。
さあ、それじゃハリキって20世紀最後の「プログレの部屋」を始めましょう。



まずは愚痴&セールストーク
今回の話題はまず、20世紀最後のリイシューの各種シリーズということになります。この11月下旬から12月終わりにかけて各種のタイトルがリイシューされました。ボクにとって「おおっ」というものから「んぐっ」というものまであります。ゴングの紙ジャケ再発は、ほとんど「おおっ」ですが、ちょっぴり「んぐ」ですね・・・。
前にもお伝えしたかも知れませんけど、ラジオノーム3部作シリーズの2と3は「買ってしまった」んですよぉぉーっ!でも、その他の今となってはレアとなってしまったゴングの各種アルバムは、よくぞ出してくれたアイテムと言えましょう。年末のユニバーサルによるブリティッシュ系紙ジャケ再発も良いアイテムは沢山あります。初国内プレス(例えばグレイヴィ・トレインの2nd、グレイシャス等)のものもありますし、全数リマスターされるというのですから貴重ではあるのですけど、これまで超レアだったイースト・オブ・エデンの1stをはじめとして、全部持っているボクとしては「やられた」感じも強いです。
ナイスにしても久々の国内盤リリースということで、持ってない人には「今が買い」と言いたいのですが、「持ってる人はどうすんのよぉーっ!」と思わず遠吠えの一つも出るってモンです。購入する資金もそうですけど、「持っているものを買う」という抵抗感・・・ありませんか?とは言っても・・・メーカーが頑張ってくれるのは、とても嬉しい・・・のも事実です。
せめてもの救いは「紙ジャケ」ということではないでしょうか?チュダーロッジは6面開き(だったか?と思いますけど、違ったらごめんネ・・・何しろ原盤持ってないんだからあ)の変形ジャケで有名でしたし、それらが再現されたらホントに凄いことです。確かかつてSI−WANからの再発で忠実に再現されたことがあったと思ったんですけど、今回のは日本プレスですから重みが違います。(最近ボドキンという超レアものも、豪華変形ジャケを再現して再発されました。輸入物ではありますけど、とても嬉しいクリスマスプレゼントでした。)もしも偶然にメーカーサイドの方で「これを読んでいる」方がいたら、もしくは知人に有力なメーカーの方がいらっしゃったら是非お伝え頂きたいのですが

「我々プログレッシャーは出来る限り、メーカーのやる気をサポートしていきますので、どうかもっと国内初プレス作品のおいしいところをお願いします」

とです。例えばルネッサンスの「プロローグ」及び「燃ゆる灰」が紙ジャケ再発されるそうですが、どうせなら是非BTM盤の「シェラザード」や「運命のカード」「ライブ・アット・ザ・カーネギーホール(でしたっけ?)」という3枚も、権利関係はあるのでしょうけど、日本プレスでお願いしたいものです。年末のブリティッシュ系再発でもジェントル・ジャイアントの1st及び「オクトパス」(「アクアリング・ザ・テースト」「スリー・フレンズ」を挟んで4作目・・・スリーフレンズも未国内発売で、アメリカ盤がありますけどジャケットが1stと同一とは非道すぎます)だけではなくて、「イン・ザ・グラスハウス」以降もお願いしたいものですが・・・。(ボクらにとっては、お願いしたい方が本命なんですけどね。)いずれにしても、今回の売れ行き次第では今後も出していく予定があるみたいなので、出来る限りみんなで応援していこうではありませんか!



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