Dec. 29, 2003 


**2003年の最後を飾るイタリアン・プログレ**

 今年は大きな話題はありませんでした。「PFMの日本公演」のようなインパクトのある事件は起こりませんでしたね。「プロコルハルム」が来日したのは事件といえば事件でしたけど、プログレのリスナーの方々はどれだけ足を運んだのでしょう?「21thセンチュリー・スキッツォイドバンド」が再来日したり、ボクは行きませんでしたけど「クリムゾン」が来日したりしましたけど、もう「衝撃的なこと」ではなくなりましたよね。イエスの公演も年中行事に数えられるようになってしまったことですし……。何だか、刺激がなくなってきてつまらないですよね。
 ボクが個人的に期待しているのはオザンナです。なんでも、来日公演があるかも知れないのだそうです。早ければ来春頃にあるらしいのですが、どれだけ興行収入が見込めるかが勝負なのではないでしょうか?コラード・ルスティーチがリーダーとなって再結成されたオザンナは、現在かなり精力的に活動をしているらしいのです。オザンナ全盛の頃のリーダーである兄のダニーロの復帰がならないのは残念ですが、やはりオザンナはプログレ・ファンとしては見ておきたいバンドの一つ。コラードというとチェルベロの「メロス」ということになりますが、今回来日したらやってくれるのでしょうか?どうやら「サッド・ダンス」期の音楽性に近いようなのですが、ボクは同作も大好きなので全く問題ありません。

 今年は昨年に続き紙ジャケ再発の多かった年でもありました。イタリアのトリデントやグロッグレーベルの日本盤再発は未日本盤CDも含まれていましたし、輸入盤でも長らく廃盤だったアルバムも含まれていたため、最近プログレにはまったようなリスナーには嬉しい再発となったことでしょう。先日のバンコの変形や初期PFM、クエラやトレ等のBMGイタリアンロックの日本盤再発は記憶に新しいところです。またBMGはイタリアでの再発も積極的に行った模様で、初夏の頃の再発シリーズ第1弾に続き、先日にはその第2弾とも言える再発最新シリーズもリリースされました。ここでその再発ラインナップをまず紹介しておきましょう。

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