May.27,02 



ストレンジディズ・プレゼンツ
 一昨年だったかに、ブリティッシュロック・レジェンド・シリーズとしてキャメルとキャラバンが紙ジャケ再発されましたが、キャラバンはほとんど(かつての国内発売で言えば全種……残念ながらレーベルが変わったため「セント・ダンスタン〜」以降は発売されていません……レーベルを越えて出してくれぇぇ!)発売されていましたけれども、キャメルは4thと5thしか発売されずファンから「何故だ!」と叫ばれていました。そのキャメルの続編とキャラバンの1stが3月下旬に発売される運びとなったはずでした。待望のキャメルの紙ジャケ再発タイトルは以下の通りです。

 ◆キャメル・ファーストアルバム+3
 ◆ミラージュ(蜃気楼)+4
 ◆ライブ・ファンタジア+8
 ◆キャラヴァン・ファースト・アルバム〜コンプリート・エディション

 しかし、実際に発売されたのはキャラバンの1stのみでキャラバンは「どうなっちゃったのかなあ」とお悩みの方も多かったことでしょう。これはどうやら英国リマスターの遅れによるモノだったようです。どうやら、キャメルの3タイトルは目出度く6月5日に発売されることになった模様……。頼りない書き方で恐縮ですが、キャラバンも直前で発売日が延びましたし、どうも紙ジャケモノは発売日が多少移動する傾向があるようですので、どうしても気になる方はショップなどに直接お問い合わせになってみて下さい。取りあえず発売されることを喜びたいと思います。

 これを見ると6th「レインダンス」以降はやっぱり発売されないみたいで、これはいったい……。取りあえずはキャラバンの全盛期の3枚(「ミラージュ」「スノーグース」「ムーン・マッドネス」)はリリースされることになるのですが、そうなると「レインダンス」以降はあぶれモノ扱いということなのでしょうか? メル・コリンズの加わった「レイン・ダンス」だってリマスターで聴きたいし、アンディ・ラティマーとの2枚看板だったピーター・バーデンス在籍時までは最低欲しい……方にとっては「ブレスレス」までは外せないでしょう。ハッピー・ザ・マン好きなプログレッシャーだったらキット・ワトキンスの参加した「リモート・ロマンス」と「ヌード」も欲しいところでしょう。実際聴いてみると、その後ベストを挟んでリリースされる「ほとんどアンディ・ラティマー」のソロ・プロジェクトと化した「ア・シングル・ファクター」や「ステーショナリィ・トラベラー」も結構良いアルバムだったりしますしね。何しろボクの場合は、かつてのキャメルの日本盤が全て共通ライナーだったのが気に食いませんでした。確かに克明なディスコグラフィー的なものがついているは嬉しいのですが、アルバムについての解説がほとんど無いのは寂しかったです。(「プログレの部屋」はやり過ぎ……か?)
 ボクらが割高な日本版を買うメリットってライナーだと思うのです。確かに訳詞がつくのも有り難いですけど、ボクは見ながら聴かないし・・・。(どうもプログレのボーカルって楽器の一部として聴いてしまうのです。)それよりは読み物として面白くて、知識になるようなライナーが是非欲しいのです。ボクがジェネシスの紙ジャケをリアルタイムで買わなかったのは、ひとえにライナーがついていなかったからです。プラケース盤(25周年だったか?)では共通ライナー+アルバム解説の2本立てという超豪華盤だったというのに、紙ジャケになって値段が高くなったにも関わらずライナーがなくなるなんて、明らかにユーザーを舐めていると思ったから買わなかったワケです。そのおかげで、今、「偉い目に遭っているのをどうしてくれるんだああ!」と怒りで身体が震えます。当時、リアルタイムで「ナーサリー・クライム」と「フォックスト・ロット」を購入したボクですからライナーさえちゃんとしていれば絶対買ったのに……ああ、買わなかったためにその2枚が……。(それに、2500円という定価も高過ぎだと思いません? その定価で20枚も出されたら、死人が続出しますよ。DVDなんて映像付き+ボーナス映像付きなのに、新作が3000円を切って2時間以上楽しめますよ。)そんなワケで(どんなワケだ)キャメルの紙ジャケ再発も楽しみです。


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