May.27,02 



   5月の連休は、みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか? また今月もやってきましたプログレの部屋。しかし先月(というか、つい先日まで)はまいりましたねぇ……。紙ジャケ・ラッシュというか、あれだけの紙ジャケを全部買った人ってどれだけいるのでしょうか? キャメルは発売が延期になりましたけど、キャラバンの1stに、ムーディーブルースの5枚、ストローブスの2枚、ユーライア・ヒープの3枚(まさか同時発売のナザレスまで買っているプレグレッシャーは少ないでしょ? )、ザッパが6枚、イタリアのトライデント・レーベルの復刻紙ジャケシリーズが5枚、ディスク・ユニオンさんがやってくれたキングのアレア再発に合わせての紙ジャケ・プレゼントの5枚、紙ジャケ以外でもウォーム・ダストやニュートロルスのオーケストラとの共演アルバム、オザンナの再編の新譜も発売されました。その他、お好きな方はホール&オーツの紙ジャケ復刻もお買いあげになったことでしょう。(だけどロバート・フリップ関連作であるダリル・ホールのソロ「Sacred Song」だけは、プログレッシャーは見逃せないといわれています。)ボクの場合は、その他ゴールデンウィークの廃盤セールやら、ジャズの紙ジャケ復刻モノやらにも振り回され、身体もサイフもボロボロの状態といって良いでしょう。

 しかし、そこまでして集める必要があるのか? ホントはこれさえ聴いていれば良いんじゃないのか?というタブーを考えさせられてしまったのが、今回のPFMの日本公演でした。というワケで、もう待てません。PFMの日本公演へなだれ込むことにしましょう!




PFMの日本公演
 行って来ました、PFMの日本公演。かつて見逃した(詳細はバックナンバーで何度も書いていますよね)PFMのコンサートをこの年になってから見る日が来るなんて……思ってもみないことでした。それが実現する日が来たのです。う……嬉しい……。弟の秀五氏に「見たぞ、見たぞ」と言われていただけなら、「悔しいけど、自分が断ったんだし……しょうがないよな」と思うだけですんでいましたが、あの難波さん(難波さんが誰だか知らないプログレッシャーはいないでしょう……聴いたことがないというモグリのプログレッシャーは昨年だったかにBMGから復刻された難波さん関連作を「パーティー・トナイト」<同アルバムのライナーは山下達郎さんが書いてます>から順に6作聴いて勉強するように!)から「PFMの東京公演は最高だった」と昨日のことのように話されたPFMのコンサートの素晴らしさを伺ってからは「しょうがない……じゃ済まないぞ」と思うようになってきてました。(何しろ難波さんにとって、当時では押しも押されもせぬナンバー1バンドだったのですから、話にも力が入ろうというモノです。確か、あの時そんな話になったのは、秀五氏が貧しい時代「なけなしの金3200円で買ったPFMのアルバムの解説をやられていた難波さんの文章には愛があふれていた」なんて話からだったと思います……。そのライナー、読んだことないのですが読んでみたかったなあ。)その後もワールドディスクの店長の中島さんとかに「難波さん、PFMのコンサートは凄かったっていってましたよ」と話しながら、行くチャンスがありながら自分が行かなかったことへの悔いは深まっていくばかり……。最近、イタリアでPFMが再結成されコンサート活動をやっているというユーロロック・プレスだかを目にして「イタリアまで見に行くっきゃないかなあ」とまで思っていたぐらいです。それがイタリアじゃなく川崎で済むのなら是非行こうと、情報が入手してPFMのライブのチケットをすぐに手配したワケです。そして手に入った座席はB列ですよ!前から2番目で見られるなんて、盆と正月が一緒に来たようなもんだなあ……。

 そして当日を迎えたわけです。クラブチッタ川崎は当然のごとく川崎駅にあって、東京の我々からすると「遠いなあ……」というイメージですが、東海道本線に乗ってしまえば20分足らずの距離ですので、こんなのを遠がってたら罰があたるでしょうね。(遠路からお越しのみなさん、いつもお疲れさまです。)ボクらは例えば格闘系の観戦でも、自慢じゃないけどほとんど山手線から外側に出たことがありません。あれだけ追っかけたUWFインターですら両国国技館までが一杯一杯でした。(例の高田選手が「衆議院に立候補します」宣言したのと、田村対オブライト戦でのオブライト選手の不可解な「無気力試合」をした時のヤツとか……です。あの時はいったい何が起きたのか? あっけに取られましたっけ……。)イエローエレファントという吉祥寺のプログレ専門のライブハウスは、桜庭君のライブで行きましたね。(桜庭君はMCが苦手だと、下田君がほとんどのMCを担当してました。彼も今は難波さんのバンドで頑張っていますが、その話はまた後ほど……。あの時の記憶があいまいなのですが、新曲の曲名が「ピアノ・ナンバー1」とかの番号で呼んでいた記憶が……。)
 クラブチッタ川崎は昔、ファミ通のイベントでボクと「バーチャ・ファイター」の鈴木裕氏等々とトーク・ライブをやった際に行ったことがあるのですが、それも10年近く前の話ですし……。あの時裕氏はディアブロで来ていて「高橋さんも車で来れば良かったのに」と言われたのを新橋駅についてから思い出しました。(だけど彼がディアブロだっていうのに、まさかボクが当時乗っていた国産車で行くっていうのもねぇ。でも、負い目なんて感じてませんでしたよ、念のため。)しかしそれも後の祭りで、結局東海道本線に乗って一路、川崎駅に向かうことになりました。それで驚いたのですが、電車って普通は車両の側面に沿ってイスが設置されていますよね?そしてイスの間の通路が全てスタンディングの客用というか……。つまりイスは進行方向に対して横向きというワケです。進行方向に垂直に2人がけのイスが対面式で置かれ、それが通路を挟んで左右対照に配置されている電車って、何だか旅行でも行くような感じがしません? 確かに田舎の方ではそういう電車ってあるんですよ。忘れもしない……ボクが若気の至りで胃の内容物をぶちまけてしまった長野の飯山線(タイミングが悪くて若い女性の鳥かごの上でした)とかの、学生時代にスキーでお世話になった電車がこういう電車ですし、確か高崎線とかもそんな感じだったはずで……考えてみれば、都心から乗る電車だからといって山手線のような電車でなければならないワケではないのですが、なんだか「遠くに行くんだなあ」という印象がますます強くなった次第です。しかし乗ってしまえば20分足らずで、「えっ、もう着いたんだ? 」という程あっけなく川崎駅に降り立ちました。


いよいよ会場へ!! →

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