これまで日本盤(既に長いこと廃盤状態)でしかリリースされていなかったエスペ ラントが、紙ジャケで再発されました。今回は韓国Si−Wan盤での再発というこ とです。エスペラントは、これまでに何度か取り上げてきたようにプログレッシブ・ ロックのマスト・アイテムで、1st「Rock Orchestra」2nd「D ance Macabre(死の舞踏)」3rd「Last Tango」の3枚が リリースされていました。今回は3rdが先行発売されていましたけれども、やっと 1stと2ndも再発され、全てのアルバムが紙ジャケでリイシューされたことにな ります。ボクはいずれも日本盤で購入済みなので購入を見合わせましたが、持ってな いプログレッシャーなら迷わず購入することをお薦めします。
これまで、何度もエスペラントを取り上げてきながら、彼らをまともに解説してき ませんでした。そこで、この機会に彼らの音楽をご紹介することにしましょう。 エスペラントがどんなバンドかといいますと、当時自らをロック・オーケストラと 自称していた通り、弦楽のオーケストラ的なバンド編成が唯一無二といっても良いほ どの特徴的な編成といえましょう。1stバイオリニストのレイモンド・ビンセント を中心に3人の女性コーラス(その内2人は楽器もこなすようで、アコースティック ・ギターとフルートがクレジットされています)、2ndバイオリン、ビオラ・サッ クス、チェロ・ピアノ、キーボード、ドラムス、ベース・フルート、ギター・ピア ノ、ボーカル・ギターという12人編成のスモール・コンボともいえる編成で活動を 開始、73年の1st「ロック・オーケストラ」でアルバム・デビューを飾りまし た。彼らのバンド名の由来は多国籍なメンバー構成にあって、そこから国際語という 意味を表す「エスペラント」をバンド名としたということだそうです。