Jan.25,02 



90125イエス紙ジャケ再発
 ついに、イエスの紙ジャケ化も90125イエスと呼ばれるポップス化したイエスにまで及ぶことになりました。90125イエスとは一般に「ロンリー・ハート」でブレイクしたイエス期を指して言うようです。といっても実際には、そこで残されたオリジナルアルバムは「90125」と「ビッグ・ジェネレータ」の2枚のみで、それ以外はライブやベスト等が加わっての5枚同時発売というのが全容です。(正直言って、この時期のイエスにプログレッシャーが本気で心を動かされるとは思わないのですが……。聴いたことがないので、偉そうなことは言えませんけどね。そういう風評であることは、お伝えしておいていいと思いまして。)
発売アルバムは以下のようになっています。

◆ロンリー・ハート
◆ライヴ(9012 LIVE THE SOLOS)
◆ビッグ・ジェネレイター(BIG GENERATOR)
◆イエスタデイズ(YESTERDAYS)
◆クラシック・イエス(CLASSIC YES)

 90125(邦題ロンリーハート)は全世界で、(良く知りませんが)かなりのビッグセールスを上げたヒット作。ライブは90125期のものだそうで……コメントのしようがありません。ビッグ・ジェネレーターは、前作の期待を担って発売した結果、無惨なセールスに終わったとか……。イエスタディズとクラシックイエスはコインの裏表のような存在で、前者が1stと2ndからのセレクト集プラス未収曲2曲という構成になっていて、後者は「イエス・アルバム(3rd)」から究極までのアルバムからセレクトされた楽曲構成というものです。通常、イエスの1stから究極までを持っているリスナーに必要なアルバムとは言い難く、イエスのビギナー及びコレクターにとってのアイテムということになるでしょうか? 少なくとも音質は、これまで同様に最上級とのことですので、いい音でイエスを聴くチャンスですよ。


東欧のプログレ再発
 あのシュテルン・コンボ・マイセンが再発になった模様です。東ドイツでは屈指のプログレバンドの2nd「Weisses Gold」4th「Reise Zum Mittelpunkt DesMenschen」がベル・アンティーク・レーベルより国内発売されることになりました。(既に、店頭に配布されているはずですが……。)シュテルン・コンボ・マイセンの各アルバムはいずれも名作揃いとの定評がありますが、その中でも今回発売される2作は同バンドの代表作として名高いものです。2ndはかつてキングより日本発売された逸品。ボクもキング発売の同作を愛聴してきました。同バンドは東欧圏というレベルを遙かに超え、楽曲のクオリティや演奏レベルもブリティッシュに比肩します。1stはライブ録音で、うなりを上げるベースの迫力が満点なのが印象的です。要所にシンセやエレピを配して、少々荒々しいスペーシーなシンフォサウンドを聴かせてくれます。コーラスも非常に洗練されていますし、ライブでこれだけのサウンドを作り出す力量には舌を巻いてしまいます。(トロルス等のロックアレンジ等で有名な「禿げ山の一夜」もやってます。)
 ボクはシュテルン・コンボ・マイセンを1stから聴き始めましたけど、既にアルバムのクオリティの高さに圧倒されっぱなしでした。2ndは更にクオリティが高いとのことだったので、少々肩すかしを食わされた感はありました。しかしそれは同作がレベルダウンしたということではなく、1stのクオリティの高さを示すものなのです。実際に同バンドを聴かれていないプログレ・ファンの方が2ndを初めて聴かれたら、1stを聴いた時に受けたボクの衝撃と同様の衝撃を受けるのではないでしょうか?
 シュテルン・マイセンと改名後の4thも、やはり彼らの代表作として紹介されることの多い名作。更に洗練度が増していますし、同バンドのどれか1枚を聴かれたら、全てのアルバムが欲しくなることは確実!東欧圏という辺境のバンドであるということを一切抜きにして、高い評価を下されるに違いないと思うのですが……。

 その他にも、長いこと未入荷だったのか?廃盤だったのか? 定かではありませんが、入手が困難だった東独のエレクトラとリフトも再発された模様です。
エレクトラの2nd(?)「Die Sixtinischo Madonna」は彼らの代表作で、混声合唱を大胆に導入したLP時においては片面を費やした大作が有名で、クラシカルでありながらロック(ハード)、ジャズ、ブルーズを融合したようなサウンドも特徴的でした。もうひとつのリフトは、ボクが入手しようとした時には既に入手が困難な状況で、ボク自身は聴いたことがありません。しかし東独を代表するシンフォバンドという触れ込みには偽りはなさそうで、メロトロンもフィーチャーされているというのも高得点ではないでしょうか?



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