ヒロさんはじめまして。
川崎在住の田中と申します。
新しい音楽を聴こうとは心がけているものの、未だに中学、高校の多感な時期に慣れ親しんだ音楽を超えるものに出会えないこともあり、ふらふらっとプログレの部屋に辿り着きました。
そこで「千葉のマスオさんのおたより」を見てびっくり!NHKFM水戸のプログレばかりを流していた「FMリクエストアワー」は父と、同僚の佐野アナウンサーが交代で担当していた番組で、不思議なプログレのパートは父が隔週で担当していました。アナウンサーなんだけど、番組内容はほぼ任されていたようです。
その番組の予習というわけではありませんが、父は家に大量のレコードを持ち込んでは日々それをかけ、当時中学生、小学生だった私たち姉妹はその音を大量に浴びて育ったわけです。
「家ではブリティッシュロックだけだ!」というのが父の口癖すなわち家のルールでした。ちゃらちゃらした音楽はだめという意味なのか、スティーリー・ダンとかスタッフ、スティーブミラーバンドなど、個別に決裁を下りたものは良し、ってことになってました。例外的にベイシティローラーズは、当時の健全な女子中学生の流行の輪から娘を遠ざけない意味もあって、コンサートに行くのもOKでした。
土曜日は学校があるので、あまり私自身は聴けませんでしたが、水戸だけじゃなく関東一円のリスナーからハガキが届いたりしていたみたいで、ひたすら独断でいいと思う曲をかけまくっていたみたいです。渋谷陽一さんなどいろんな方がスタジオに訪ねていらっしゃったようですね。
最後の放送は、実は内示で別の放送局に異動することを知りつつ、リスナーの方にはそれが言えなかった事情もあって、父としてはこれが別れだという思いもあったのでしょう。
「夏のロック祭典」とか勝手にテーマを決めてロックの名曲(自分で思っている)ばかりかけたような気がします。娘としても、「これだけは聞き逃してはならない」とその日は早く帰って家でエアチェックしたのですが、そのテープ実家にあるかなぁ。クリムゾンは特に好きだったので、確か聴いた気がします。
公共放送なのでそんなことをしていいのか……という声もあるでしょうが、いい意味でコマーシャル主義ではないNHK、しかもローカルのFMだからこそ出来たことなんでしょうね。
クリムゾン、ジェネシス、ピンクフロイド、キャメル、マンフレッド、801(フィル・マンザネラのプロジェクト)、フランクザッパ、ロキシーミュージックなどを自然に覚え、それらは身体に染み付いている感じですが、自分が本当にリアルタイムで聴く事のできたプログレは(あ、これも高校に上がったおまえにちょうどいいアルバムが出たぞ!ぐらいの乗りで父に聞かされたような気がします。)「憂国の四士」というものすごいキャッチフレーズで登場したUKです。「プログレの終焉」のように言われた時代、1枚で直ぐメンバーが交代しちゃうようなスーパーメンバーぞろいだった彼らの最初のアルバム「UK」は今聞いてもじーんとくるものがあります。(あのアルバムが出たのは東芝EMIだったので、それが心に刻まれEMIに就職したいと思ったものです。結局音楽関係とは違う世界に進んじゃったけど)アラン・ホールズワースはその後も何度か来日しているので六本木のPITに聴きに行ったりしたし、ビル・ブラッフォードもよく聴きますが、あの金髪のエディ・ジョブソンは今どうしているのでしょうか。
アルバム「zinc」が大学生の頃に出ましたが、それっきり音沙汰なし。今どうして
いるのかもしご存知だったら教えていただけないでしょうか。
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