紙ジャケGETの目安
 どうです? 怒濤の紙ジャケ・リリースラッシュでしょ? XTCに関しては初期数枚はどうやら結構プログレらしいです。ボクは聴いたことないんですけど……。だから強くはお薦めしませんが、長く市場からなくなっていたこともあって早期に売り切れる可能性がありそうです。もしも気になるようでしたら、初期作の中から1枚ぐらい試してみてはいかがでしょう。
紙ジャケの場合、何を目安に買えばいいかというと変形やダブルジャケット等のジャケット造作に手の掛かったものほど人気があるようです。例えばスティーリーダンの場合でいうと、(最近発売した「ガウチョ」は別にして)いち早く市場から姿を消したのは「彩(エイジャ)」「幻想の摩天楼」「プレッツェル・ロジック」「キャント・バイ・ア・スリル」等でした。「エイジャ」や「幻想の摩天楼」は人気作だから当然として、特に1stである「キャント・バイ・ア・スリル」が「うそつきケイティ」よりも先に市場から姿を消すのは、アルバムの評価からいっておかしな話です。しかし紙ジャケという面で見ると、前出4作はダブルジャケットであるということが共通であり、シングルジャケットよりも市場の価値観が高かったであろうことが考えられるのです。うーん、紙ジャケ市場恐るべし!
そんな訳で紙ジャケの場合、通常でのアルバムの人気と売れていくアルバムがシンクロしていない可能性が高いので、予算の都合のつかない方は変形ものやダブルジャケットものから購入されてみてはいかがでしょう。


 今月は紙ジャケの概要を説明するだけで、これだけの量になってしまいましたので、紙ジャケ再発ものの解説は次回に譲ることにしましょう。それでは豊かなプログレ・ライフが過ごせますようにお祈りしつつ、今月のプログレの部屋を終了しましょう。次回まで、ごきげんよう!


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高橋 宏之


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