エイジアのコンサート編


 エイジアのコンサートのチケットを購入したのは、もうかれこれ4ヶ月も前のことで、エイジアが見たいと言うよりは「ジョン・ウェットンとスティーブ・ハウ」が見たくて買ったチケットでした。ところがつい半月程前のこと、コンサート主催者から「エイジアは来日前に解散しましたのでジョン・ウェットンのリサイタルになりました」みたいな葉書を一方的に送りつけてきたんです。「バカ野郎、こっちは1万円もする高いチケットを買ったのに!」と結構激興したんですが後の祭り、高いコンサートになってしまったと諦めていたんですが・・・。

コンサートの最初の数曲はエイジアとジョン・ウェットンのソロからのもので、まあ、思っていたとおりのコンサートだなあなんて感じでしたかねぇ・・・。4曲目からキングクリムゾン「ブック・オブ・サタディ」アコースティック・バージョン(フルート入り)、1曲おいてやはりクリムゾンのナンバーから「ナイトウォッチ」アコースティック・バージョンとここら辺までは、まあ想像通りだったんですが・・・。おや・・・何だ・・・この激しいリズムは・・・??げっ、げっ、げげっ、げげげっ、これは4人組UKイン・ザ・デッド・オブ・ナイト」ではないか!!すっ、すごい!変拍子バリバリではないか!あっ、ああっ、心が体がとろけていく・・・。という訳で、全盛時のUK丸出しの激しい演奏が熱く熱く繰り広げられたのです。次には何と74年頃のアレンジによる「スターレス・アンド・バイブルブラック」が、インプロビゼイション入りですよ!ああ、本当に生きてて良かった。さらに今度はトリオ編成時のUKナンバー「ランデブー6:02」が、あの頃のままのアレンジで、凄すぎるううううう!!!

 トドメは「イージー・マネー」が、あの伝説の全盛時の演奏のまま目の前に繰り広げられたのです。当時10代の頃、こよなく愛したキングクリムゾンは残念ながら来日することなく解散したため、当時の楽曲を当時のアレンジでというライブは解散以降行っていない訳(何しろ、それ以降、ロバート・フリップとジョン・ウェットンは犬猿の仲だったため)で、だからボクは25年の時を隔てて、伝説のクリムゾンのライブを見たことになるんです。これが興奮しないでいられましょうか?

PS
 今回、ジョン・ウェットンが連れてきたメンバーはイット・バイツの連中を始め、みんな、凄腕の連中だったので、クリムゾンやUKに勝るとも劣らないテクニシャンぶりでした。

 結局8月5日のサンプラザにおいてボクは、キングクリムゾンとUKとエイジアを一夜にして見ることになったのです。ああ、何て幸せな「ザ・ナイト・ウォッチ」だったのだろう。


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