"Q" ファン交換による静音化
(Dec. 22,26, 2002)

うるさいファンは静音化

 G4(GE)の静音化、FFXI専用超静音PCの組み立ての、このところ静音化づいているが、次に手を出したのはゲーム機。パソコンに限らず、家庭用ゲーム機の世界でもこのところの性能向上にともないファンによる強制冷却が必須となりつつあるが、小さな筐体に高速なファンを突っ込むもんだからこれがまたうるさい。ご丁寧にファンを強制停止させると安全回路が作動して本体の電源が落ちるようになっているものもあったりする。(そのマシンは熱暴走を覚悟の上で、スポンジと一緒に段ボール箱に密封して使ってた。)
 さて、今回改造のターゲットにされたのは、パナソニックのゲームキューブ互換DVDプレイヤーの"Q"である。その名の通りニンテンドーゲームキューブとDVDプレイヤーを合体させた複合機なのだが、ゲームモードにするとCPU冷却のためにファンが回り出す仕掛けになっている。なんでも、快適なDVD視聴のため、DVDプレイヤーモード時には、ファンまわしませんみたいな説明があったのだが、快適なゲームプレイのためにはゲームモードでもファンはまわして欲しくないのが心情。せめてうるさくないようにしましょういうことで、ファン交換ということになった。

 とるものもとりあえず分解。基盤や各種パーツが何層にも積み重なっている構造で、ファンへのアクセス性は良くない。(もっとも、分解しやすいように設計するような製品ではないので当然ではある。ねじは種類こそ少ないが、数そのものは多い。)CPUにはヒートシンクが取り付けられており、そこからケース内に放出された熱をファンで外部に排出する仕組み。ヒートシンク部分を覆うように、プラスチックのパーツが取り付けられ、そこにファンが固定されている。ファンそのものは一般的な50mmタイプのもの。ただし、一般のパソコンショップで売られている回転数検出のためのパルス信号線はない。手元に手ごろなファンがなかったので、8cmをとりあえず接続、ケース外部から風が当たるように仮設置して動作させてみたのが下の写真。一応、これでも動作に問題はなかった。

 念のために実験してみたところ、Qもまた、ファンを取り外すとゲームモードで起動しなくなる機構が実装されていた。

"Q"のサイドパネルを外し、風を当てているところ。

 翌日、新宿ヨドバシに50mmの静音ファンを買いにいく。AINEX CF-50SSという製品で、使っているファンはADDA製。音圧レベル20dB以下というもの。

純正(左)との比較。あ〜あ、また切っちゃった……。

 ついでに、共振防止ワッシャも買ってみる。

ま、気休め程度でしょうけど。

 ケーブルが合わないため、リード線同士をハンダ付けして接続。一応絶縁テープで巻いておく。下の図だと、ファンカバーの下の方からケーブルが出ているが、これだとケーブルがファンに当たる場合がある。カバーの上から出すのが正解の用。写真撮った後で気が付いてつけ直した。リード線もやや長過ぎ。途中でループさせて収めたが、短絡には十分注意するべし。通電時、外部に風が出てくることを確認。

配線して動作チェック中。

 元通りファンカバーを取り付けて完了。普通のドライバーでは基盤やパーツがじゃまでねじを閉められない。完全分解すればいいのだが、かなり面倒。先が90度曲がっているドライバーか、フレキシブルドライバーがあると重宝するだろう。今回はなかったので、ビット式ドライバーのビット部分をラジオペンチで持って回して固定した。

組み込み終了。この後サイドパネルを取り付けて完了。

 換装完了し、動作させてみる。さすがに完全無音というわけにはいかないが、うるささを感じない程度に騒音レベルを下げることができた。二昼夜のつけっぱなし動作でも特に異常は認められず。至極快適。
 目下の一番の悩みは、静かな環境でゲームに集中しても、ゼルダが一向に先に進めないということ。こればっかりはハードいじくってもどうにもならん!


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