起動時に他のUNIXサーバーのボリュームをNFSで自動マウントする

(Oct. 13, 2001)


注意:
 ある程度UNIXの知識があることを前提として書いています。NFSはUNIXのファイル共有の仕組みです。AppleTalkがあるのに何をわざわざという向きもあるでしょうが、うちではPCにLinuxを突っ込んでファイルサーバーにしているので、これとNFSで直にやり取りできた方が何かと便利なわけです。


まず手動でマウントしてみる

 MacOSX側にマウントポイントを用意し、mountコマンドを使ってマウントする。ここでは、NFSサーバー名を(server)、NFSディレクトリを(nfsdir)、マウントポイントを(mountdir)とする。Terminalから、root権限で、下記コマンドを入力する。(su でrootになるか、コマンドの頭にsudo をつける)

 マウントに成功しても、特に何もメッセージが出ないので、ls (mountdir) などで、マウントされたかどうかを確認する。(ほとんどのunixのコマンドは正常終了時にメッセージを出さない。逆に何か出たらそれはエラーだ、ということ) 問題がなければ次に進む。

 マウントに失敗した場合は、次のような問題が考えられる。サーバー側の設定が絡んでくる場合は、サーバー管理者と相談すること。


オートマウントの設定

 UNIX風に、/etc/fstabで設定することもできるらしいが、今回はMacOS X流に、NetInfoManagaerで設定を行う。NetInfo Manager は、Apliccation/Utilities/にある。

 起動後、カギマークをクリックして管理者パスワードを入力、編集可能な状態にしておく。

 サーバーの登録
  machinesの項目を選択し、新規ディレクトリを作成。項目として、ip_address、name、servesを設定する。localhostをコピーして修正した方が手っ取り早い。ip_addressはそのまま、nameはサーバーマシンの名前、servesはよくわからなかったので./localにしておいた。

 自動マウントの設定
  mountsの項目を選択し、新規ディレクトリを作成。nameを、上で登録したサーバー名:ディレクトリ名に変える。前述の手動マウントの例だと、name (server):(nfsdir)となる。
  次にメニューから新規のプロパティを選択、できたnew_propertyをdirに変更し、値をマウントポイントに設定する。dir (mountdir)ということ。
  下は設定例。server:/nfsdirをローカルの/mountdirに自動マウントする例。

 事前にマウント先のディレクトリは作っておくこと。個々まで設定したら、保存してNetInfo Managerを終了、システムを再起動させる。再起動後、マウントされていれば成功。

 自動マウントがうまくいかな場合は、自動マウントのサーバー名のところをIPアドレス直書きにするとうまく行く場合もある。

 時々、NFSマウントした内容をFinderで見ると、リンク先が見つからないような状態になることがある。原因は不明。マウントが解除されているわけではない。いったんログアウトするか、Finderを強制再起動させると正常に戻る。

 マシンのスリープで、AppleTalkで接続したボリュームはマウントが解除されるが、NFSボリュ−ムは解除されない。NFSマウントしたままスリープさせ、Ethernetケーブルを抜くなどして接続できない状態でスリープ復帰させたりするとハマる可能性がある。ネット接続できない状態での再起動も同様。よって、オートマウントに関しては固定環境での運用を奨める。


マウントの解除

 NFSボリュームのアンマウント(接続解除)はTerminalから次のコマンドを打ち込む。これもroot権限が必要。

 ノートパソコン等、環境がかわる可能性がある場合は、面倒でも手動でのNFSマウント、アンマウントを行った方が安全かもしれない。


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