約1年前に換装したHDDが突然壊れた。HDDクラッシュといっても、論理的、データ的な異常(修復、再初期化可能)から、ハードウエアに起因する障害(どうにもならない場合が多い)まで様々だが、今回遭遇したクラッシュはどうも後者(しかもかなり後ろの方)だったようだ。
時期的にはMacOS X 10.2発売直後。iBookが突然スリープから復帰しなくなった。10.2をインストールしたすぐ後だったこともあり、OS側の問題かとも思ったが、その後の強制再起動で事態は思わぬ方向へ。
再起動中、HDDから「ぱちん、ぱちん」という聞き慣れない音が数回。HDDクラッシュの線が濃厚になってくる。それでもなんとか起動したので、HDDの中のデータをバックアップしようと、イーサネット経由でサーバーをマウントし、ファイルをコピーしはじめたところ、いきなり操作不能に陥った。
やむなくCtrl-Command-Powerで強制再起動。すると今度はOS起動せず、下のような画面に。
MacOS Xシステムが壊れた模様。HDDからの起動をあきらめ、MacOS 9.1.2インストールCDから起動を試す。起動できたものの、HDDにアクセスするとフリーズを起こす。再起動とCD起動を繰り返すうちに、起動プロセス開始までにかなり時間がかかる状態となり、起動してもHDDはマウントされず、ドライブ設定でもHDDが見えなくなってしまった。
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HDD故障は確定的となった。
翌日、データ運搬用に使用していた2.5インチHDDをFireWireケースから取り出し、故障したHDDと入れ替え。さすがに2回めだけあり、作業は30分程度で終了した。(その後、ネジの入れ間違えに気付き、さらにバラシを2回繰り返すことになるのだが。)
入れ替えたHDDはTOSHIBA MK4018GAS、9.5mm厚の40GB、流体軸受モーター採用モデル。ATTOベンチは下の図の通りで、故障したHDDより世代的に新しいこともあり、性能はこっちの方が上。アクセス時のカリカリ音はIBMと比べて小さいように思える。
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一方、摘出したHDDは、FireWireケースに接続してもHDDが回転しないという有様で、修復も再利用も不可能な状態になっていた。数日前まで普通に使えており、落下や衝撃など機械的な故障を誘発する要因も身に覚えがないため、何の前触れもなく故障した感が強い。
幸いにして、iBookはネットブラウズ&メモ書きが主な用途で、重要なデータは別のマシンやサーバーに置いてあったため、HDDクラッシュの影響はほとんどなかったのだが、日頃のバックアップがいかに重要であるかを再認識する事件だった。