iBook (Dual USB) 編
その4 iBook (FlowerPower)のできるまで
(Jul.24,2001)


 で、一線を越えてしまった顛末を。

 すでにシルバーやブルーに塗装した強者が出てきている中で、いかにオリジナリティを出すべきかという点で、メタリックカラーやらパールホワイトやら試してみたのだが、今ひとつこれといった決め手に欠けていた。ならば最初に色を決めるのではなく、後から簡単に変えられるように出来ないだろうかと考えていたところ、以前PowerBook 1400シリーズで採用されていた透明カバーのことを思い出した。確かに、あれなら単色以上にいろいろなテクスチャーが使える。写真だって入れられる。勢い、iBookトップカバー額縁化計画の発動とあいなった。

 トップカバーを外すとロゴパーツが両面粘着テープで固定されているのが見える。これが結構強力で、無理に剥がそうとしてもそうそう剥がれるものではない。そこで、少し厚みのある紙を隙間に差し入れ、左右に動かしながら少しずつ粘着力を弱めていく方法でロゴパーツを取り外すことにした。

ロゴパーツ剥離中(左)と剥離後の状態(右)

 トップカバーには、固定用のプラスチックパーツが内側をぐるりと回るような形で取り付けられているが、これの固定方法も両面粘着シート。さすがにこれは紙を差し込む隙間すらないので、やむを得ずシール剥がしを使用した。今回使用したのはスプレー状のもので、粘着シート内に浸透するように多めに吹き付けた。しばらくすると粘着力が弱まり、かなり簡単にパーツを外すことが出来たが、同時にカバー内側の塗装も溶けてしまった。シール剥がし作戦はトップカバーの再塗装が前提となるため、塗装をするつもりがない場合は別の方法を考えた方がいいかも知れない。

 トップカバーの塗料は、前回のバッテリーカバーパーツ同様、塗料薄め液で溶かし拭き取った。面積が広いのでその分溶剤も多く使う。換気をまめにやらないとかなり気持ち悪くなるので注意。

 完全に塗装が剥がれたところで、外周部分だけの再塗装に入る。模型用のマスキングテープで塗装しない部分を覆い、スプレー塗料をまんべんなく吹いていく。今回使ったのはタミヤカラーのピュアホワイト。色についてはさんざん悩んだが、結局一番普通な白に落ち着いた。

 中に入れるテクスチャーの作成に使用したPM-900CがA4までなので、そのサイズに合わせた結果、やや縁が太め。本当はギリギリまで削りたかったのだが、縁なし印刷を駆使してもこのサイズが限界だった。

再塗装後、マスキングを剥がした状態

 テクスチャーの素材はiBookについてきたデスクトップピクチャーなどを使用。折しもiMacのモデルチェンジで柄物がなくなってしまったため、その記念としてFlowerPowerとBlueDalmatianを作ってみた。それ以外には夏らしく南の島と宇宙から見た地球の図。印刷には薄手だが不透明殿高いホワイトフィルムを使用した。中に挟み込む関係で薄くて透けない素材が望ましい。

テクスチャーのバリエーション、ピントが甘いので拡大画像はなし
床に置くとなんだかヘルスメーターみたい……

 というわけで、現在FlowerPower仕様にて稼働中。なお、ロゴパーツについては、現在型どりのため出張中。

勤務先の机上の様子

……続く。




 ゴム足のその後。黒いのがどうにもしっくり来ないので、東急ハンズで別のものを探してみた。

透明ゴム足

 買ってきたのは16mm径のもの、8個入りで400円也。これが金属パーツのサイズにぴったり。(全面覆い尽くすような感じになる。)

ゴム足のアップと設置状態
自然に出来た傾斜、バージョンアップ

 なーんてことをやってたら、なくしたと思ってたオリジナルのゴム足がひょっこり出てきてしまった。が……、もう戻れないなー。いろんな意味で。

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