iBook (Dual USB) 編
その3 ゴム足紛失から塗装に突っ走るまで
(Jul.14,2001)


 ふと気がつくと、本体裏面のゴム足がなかった。慌てた。今度のiBookは爪で本体にしっかり食いつく構造上、そうそう簡単に取れるはずがないと油断していたのかもしれない。(一見すると金属パーツで固定されているように見えるが、実際は金属パーツにはめ込む形になっている。まあ、無理すれば外れるわな。)二つなくしたうちの一つはどうにか見つかったが、もう一つは部屋中ひっくり返して探したもののついに出てこなかった。

 ここである企みが持ち上がる。予備のバッテリーを買おうと思っていたところだし、予備バッテリーからゴム足を移植すればいいや。普段使わない方のバッテリーは、プラスチックのカバーを外して塗装実験に使おうか。いきなり本体は大変だし。

 そしてとある休日、予備バッテリーを購入し、バッテリーのゴム足を外して愕然とする。形が違う……。そう、本体側のゴム足とバッテリー側のゴム足は、接地面からは全く同じに見えるが、固定部分の形状が全く異なり、互換性がないのである。

ゴム足比較:左がバッテリー用、右が本体用

 この段階でゴム足復元の目論見が費える。そして気がつくと、副次的な目的であったはずの塗装実験に突き進んでいた。

 まず、プラスチックのカバーを外す。単に両面粘着シートで貼り合わせてあるだけなので、端の方から丁寧にはがす。これが結構強力なので苦労する。

はがした粘着シート、白いのは一緒にはがれた塗料

 プラスチックの裏面から塗布されている塗料を溶剤で溶かしながら拭き取っていく。使用したのはグンゼ産業のMr.カラー薄め液。小瓶で150円ほど。海外サイトではアルコールで拭いたら取れたという報告もあるらしい。

塗料を剥がし終わった状態、結構きれいに落とせる

 塗装する色だが、白ベースに何かアクセントをということで、メタリックブルーを混ぜてみた。使った塗料はタミヤのポリカーボネート用のもの。が、実際塗ってみたら単なるパステルブルー。しかも筆で何も考えずにべたべた塗ったので塗りむら混ぜむらがものすごい。とりあえず写真だけ撮ってさっさとやり直すことになった。

塗装後の状態と本体に組み込んだ状態。遠目にはわからないが、けっこう汚い。
厚塗りが災いして塗料落とすのも一苦労

 塗る色が決まらないので、じゃあ塗らないのはどうだということで、ステッカーを貼ってみたのがこれ。でも、バッテリー部はともかく、本体全面透明にしちゃったら内部フレーム丸見えで標本みたいになっちゃわないか?(海外でやった人いるみたいだけど。)ということで、これも写真だけ撮っておしまい。

同梱のステッカーを貼っただけのバージョン、すけすけ通り越して丸見え

 閑話。ポリカーボネート用の塗料は、RCカーのボディの裏塗り用として用いられることが多く、耐衝撃性に優れるという特徴を持つ。(主成分は塩化ビニール。そりゃ割れないな。)RCカーだけにそこら中ぶつかったりするわけだが、裏塗りでしかも割れたり剥がれたりしないので非常に重宝するらしい。逆に考えれば、耐衝撃性を考慮しなければ、別にポリカーボネート素材にポリカーボネート用以外の塗料を使っても問題はないはずである。(逆はだめらしいけど。)ということで、塗料の選択の幅が広がったのだが……。閑話休題。

 結局行き着いたところはやっぱり白系のパールホワイト。タミヤカラーのスプレータイプである。で、塗ってみたのだが……。オリジナルとあんまり変わらない。しかも、半透明なので地の色が透けて見える。

左がパールホワイト、下地のステッカーが透けて見える

 不透明かとアクセントに、同じくタミヤカラーのレーシングホワイトを裏打ちとして吹いてみたのだが……。

レーシングホワイトの裏打ちをしたところ、色味の違いに注目

 単体ではこれはこれでかなりきれいな色なのだが、オリジナルと比べるとなんか黄ばんでいるようにも見える。うーん、塗装は難しい。

……続く。(の?)




 ゴム足はどうなったかというと、市販のもの買ってきてくっつけてみた。さすがに全く同じものはないので、金属部分に貼れそうな大きめのものを選んでみた。

ゴム足のアップと設置状態
自然に出来た傾斜

 ヒンジ側の二点を大きめのものに変えた結果、本体を置いたときに自然に傾斜ができるようになった。本体裏面と接地面との隙間が拡大することで、放熱効果も上がったりするかも知れない。(し、全然関係ないかも知れない。)ゴム足に関しては、オリジナルじゃないけどこういうのもありかなー、まあ、これはこれでいいか。というところで落ち着いている。まあ、こんだけいじり倒せば下取りも何もあったもんじゃないからオリジナルにこだわる必要もないのだけれど。

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