PowerMacintosh G3 (B&W) 編 番外

(Oct.14,2000)


CD-RWへの換装

 ある日、CD-RWドライブが欲しいのだが何がいいのか? という相談を受ける。青白G3のCD-ROMモデルで、DVDはPS2があるから要らないとのこと。USBは遅いしFireWireのCD-RWはこのときはまだ出始めで高価な上、実際の使い勝手もわからなかったため、内蔵のCD-ROMドライブを交換する方法を勧めた。CD-ROMの複製を作るのには若干手間がかかるものの、高速で安価というメリットがある。

 選んだのは松下寿製CW-7585-Bというモデル。(の、バルク品。の方が安いので。)ATAPI接続の8倍速書き込みのCD-RWドライブである。DOS/Vパーツなので、Macでの動作は保証されていないが、G3純正のCD-ROMドライブと同じメーカーなので、まあ動くだろうと、選択の根拠はかなりアバウト。Mac用のCDライディングソフトは付属しないので、別にAdaptecのToastを用意した。Toastはバージョン4からATAPIに対応している。(逆に言うとそれ以前のバージョンはSCSI接続しか使えない。)

 結論から言うと動作はOK。純正のドライバー(Apple CD/DVD Driver / MacOS 8.6) でCD-ROMのマウントも可能で、Toast4での8倍速書き込みも問題なく、RICOHドライブで起きたメディアとの相性も今のところ出ていない。システムCDからの起動もOKだった。

 ただし、動作させるためには一つだけ条件が必要だった。それは、CD-RWをマスターに接続した場合、スレーブ側にも何らかのデバイスを接続しておかなければならない。交換直後、CD-RWのみの状態では、HDDからのシステム起動に5分以上待たされたり、CD起動時には10分以上かかったりした。一見フリーズのようだが、何らかの待ちが発生しているようだった。(このときはかなり焦った。)ところが、スレーブ側にATAPIのZIPドライブを接続すると何事もなかったように起動するようになった。ディップスイッチの設定は何度も確認したのだが、原因を突き止めることはできなかった。たまたま相談をしてきた人もZipドライブを持っていたため事なきを得たのだが、これから換えようという人は注意した方がいいかもしれない。なお、ZIPの代わりにATAPI-MOやHDDはどうかという考えもあるが、これは試す機会がなかったため何とも言えない。動きそうな気はするが…。

追記:(Nov.11,2000)

 22(にーにー)氏からメールをいただいた。氏によると、G3(B&W)にCW-7585-Bを単独でATAバスにつないだが使えず、ATA33につないだら使えた。また、MacOS X導入の際に、CW-7585-BをATAバスに戻す必要があったため、思い立ってCW-7585-Bをスレーブ設定にしでATAバスに接続したところ、今までの問題がウソのように解決して使えるようになった、とのことである。ATAバスに機器を1台だけ接続する場合はマスターでという既成概念があっただけに、この事例には正直驚いた。ZIPやMOを増設する予定のない環境をお持ちの方は、試してみる価値はあるかもしれない。


追記:機種追加(Mar.17,2001)

YAMAHA CRW2100E (CD-Rx16,CD-RWx10,CD-ROMx40)
SONY CRX160E (CD-Rx12,CD-RWx8,CD-ROMx32)

 いずれもMacOS9.1、iTunes1.1(+DiscBurner)、Toast4.1.2で動作を確認した。CDR2100Eについては、Toastでの音楽CDディスクアットワンスライティングでなぜかエラーが出る。原因不明。ドライブのファームウエア更新では解消せず。Toast側の問題か? それ以外の部分は正常なのでドライブ故障の線は考えにくいのだが…。詳細はこのへんこのへんで。


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