PowerMacintosh G3 (B&W) 編 その3

(Mar.18,2000)


前のページからの続き。


電源換装の巻

 勢いでG3を買ってから約4ヶ月が経過したが、むちゃくちゃな増設をしたにもかかわらず、これといった不具合もなく会社でのメインマシンとして順調に稼働している。その一方で、やはり電源に負荷がかかっているのか、電源部のファンからは、これはファンヒーターか? と思えるほどの熱風が出ている。(一部誇張表現あり。)さすがにハードディスク3基にDVD+ZIPにPCIカード2枚メモリ3枚はきつかったか。きついだろうなー。というわけで、今回は電源のパワーアップをやってみることにした。

 G3はDOS/V汎用のATX電源とほとんど同じ電源を採用しているため、ちょっとした改造でG3に載せることができる。※1で、さっそく新宿のビックパソコン館で電源を買ってきた。が、なぜかコネクターの形が全然違う。箱をよーく見たら、AT電源と書いてあった。違うじゃん。(AT規格はATX規格ができる前の古い規格)というわけで、第1ラウンド終了。減点1。

 気を取り直して、今度は秋葉原に物色に行く。と、300W電源搭載の大型のサーバーケースが格安で売りに出されていた。電源のメーカーも名の通ったものだし(Seventeam)、だいたい電源だけで1万円近くするから、それを差し引くとケース代は数千円。これは安い。電源を買いに来たのになぜかサーバーケースを買って帰ってきた。なんだかなー。で、開けてみると、ついていた電源が店頭表示のメーカーと違う。またやっちまったか?

 再び気を取り直してG3に搭載してみる。オリジナルの200W電源を外し、サーバーケースから外した300W電源の-5V線をカットして、マザーボードに接続、度胸一発パワーキーを押した。「じゃぁ〜ん」起動音確認。が、待てど暮らせどハッピーマックが出ない。ちょっと焦る。電源を切って、もう一度パワーキーを押す。状況変わらず。かなり焦る。ちょっと考える。ふと、「電源の入っていないZIPドライブがつながっていると起動しません。」という内容の記事を以前どこかで読んだような気になる。で、ZIPとDVD-ROMをみると、思いっきり電源ケーブルが抜けてる。そういえば電源マザーボードにつないだだけで他全然つないでない。そりゃだめだ。で、DVDとZIPがつながっているATA0のケーブルを抜き、SCSIのHDDだけ接続して電源を入れ、無事起動を確認した。ここでやっと一安心。その後、元のように組み立ててみたら、なんと軒並み電源ケーブルの長さが足りない。仕方がないので電源延長ケーブルをかましてなんとか収まったが、ケースの中もうケーブルだらけ。あーあ。

 こうして、紆余曲折の末、300W電源への換装は終了した。電源部からの熱風は、ちょっと生暖かいかなーぐらいの温風に変わり、若干騒音レベルも低下したと思う。(たぶん。でも正直あんまりよくわからない。理由は後述。)ハードの安定性に関しては、もともと深刻な障害があったわけではないため、特に変化は見られない。まあ、安定しているから良しとしよう。ファンの騒音については、ケースの中に入ってるでっかい12cmファンが一番うるさいので、そのうちこのファンも換えてやろうかとも思ってはいる。

※1 参考サイト MISTIC ROOM http://www.bekkoame.ne.jp/~t-imai/


CD-RW/DVDドライブの巻

 大学時代の恩師が大学を退官するにあたり、卒業生から思い出の写真を集めてCD-ROMにしようという企画が持ち上がり、急遽大量にCDを焼く用事ができた。

 CD-R専用機としては660AVがあるが、2倍速ドライブなので大量生産には向かない。せっかくだからG3で使えるのはないかと物色していると、一応G3対応製品は出回っていて、オリジナルのCD-ROMドライブと入れ替えて使うようだ。ただ、すでにDVD-ROMに換えてしまっているので、CD-RWドライブにするとDVDビデオが見られなくなってしまう。まあ、会社に置いてあるんで実際ほとんど使わないんだけど、「できない」と「できるけどしない」の違いからくる余裕を大事にしたいということで(なんだか意味がよくわからないが…)。

 ちょうどタイミングよく、RICOHからDVDも再生可能なCD-RWドライブが出ているとの情報が入る。なんでも、MacOSのApple CD/DVD Driverでそのまま使えるらしいとのことで、思い立ったが吉日と、動作確認情報の収集もそこそこにそのドライブを買いに走った。

 RICOHからはMP9060Aという型番で出ているが、I/Oデータ、ロジテック、メモレックステレックス、キャラベルといったメーカーからもOEM製品が出ている。当然のことながら全部Windows用。今回はB's Recorder GOLDがついているI/0データのものを購入した。CDライティングソフトはAdaptec Toast 4 DELUXE (4.0.2J)を選択した。

 ドライブの換装はDVDのときに一度やっているので特に問題はなかった。結果は、デバイス:RW9060、CD-ROM/DVD-ROMのマウント…OK、ファイルコピー/ムービーの再生…OK、Apple DVD player …OK、ToastによるCD-R/CD-RW焼き…OKと相成った。MP9060Aじゃないのがちょっと気になるが、ここまでは順調だった。

 が、問題がないわけではない。CDからの起動ができないのである。ハードディスクが3台あるので、緊急用の起動システムは用意してるのだが、最後の手段であるCD-ROM起動が使えないと言うのはやっぱり心許ない。

 ドライブのファームウエアが1.3だったので、最新のモノに換えれば変わるかも知れないと思い、RICOHのサイトからアップデーターをダウンロードしてきた。これがまた、Windows用のアップデーターしかないので、いったんドライブをG3から外し、DOS/V機につないだ上でアップデーターを当てる必要がある。あーめんどくさい…。

 仕方なくDOS/V機にドライブを移植しアップデーターを当てようとしたら、機器が違うからできないと出た。ドライブはRW9060、ファームウエアはMP9060Aと出ている。どうもこのアップデーターは、OEMのドライブを区別して、インストールさせないようになっているらしい。なんで? 同じハードなのに…。(それともどこか違うのか???)

 それじゃあOEM用のアップデーターはないものかと、前述のメーカーサイトを片っ端からあたって、キャラベル※2でようやく発見した。RW9060用とあり、これでアップデートができたのだが、G3での挙動に変化は見られなかった。

 ネット上の情報では、RICOH製のMP9060でも結果は同じらしい。G3/G4は軒並み玉砕しているようだ。唯一、旧ベージュG3では起動したという報告があるのだが…。CHRPの生まれ変わりのGossammerだけのことはある、ということか。

 CD大量生産の任務が終わったら、前のDVDドライブにもどそうかどうか、現在思案中。

※2参考サイト キャラベル http://www.caravelle.co.jp/


CPU換装の巻

 Mac World Expo SF 2000記念とかで、PowerlogixのPowerForceG3/500が$555で売り出された。日本で買えば8〜10万円はしようというもの。最初はExpo期間限定だったが、最終的に1月末まで期間は延びた。延びる間にまた悩んだ。現状400MHzでそこから100MHzアップ。これじゃあ体感速度はそんなに変わらない。キャッシュのクロックは200MHzだし。ただ、新型のG3チップだろうし、ここのG3カードはディップスイッチで動作速度変えられる。もし600MHzで動けば1.5倍だし、悪くても550MHzで動けば最速G3マシンだ。うーん。…悩みに悩んだ末、最終日にオーダーを出した。

 ところが、これがまた全然届かない。事故とか詐欺とかそういうんじゃなくて、メーカーからお店にモノが入らないらしく、遅れてごめんなさいメールまで届く始末。もう3月だよー。え? 入荷15日ごろ? 勘弁してよ〜。

 あんまり遅いんで、キャンセルしようかそれとも待ちかとうだうだやっているところへ、国内メーカーMELCO製のG3/500MHzのカードがなんと\49800で販売されるというニュースが飛び込んできた。こっちはキャッシュ250MHzで動くし、ディップスイッチがついているので動作クロック数も変えられそう。意を決してpowerlogixのカードをキャンセルし、MELCOのカードをオーダーした。

 powerlogixのキャンセルは受理されて、その日のうちに確認メールが来たが、製品はなんとその翌々日に入荷したらしい。なんとタイミングの悪い…。一方MELCOの方は入荷遅れるらしい。なんともはや…。

 後日、ようやくMELCOのG3カードが到着した。さっそくG3に装着し、速度の限界を計ってみる。600MHz、起動音せず。それなら550MHzは…起動音すれど起動プロセス始まらず。だめじゃん!

 よくよく調べたらPowerlogixの500もキャッシュ250MHz駆動で、CPU550MHzでも動作する場合があるそうだ。やっぱりこっちにしておけばよかったかなあ。後悔先に立たず、後を絶たず…。

 ふと見ると、CPUの温度が55度付近をうろうろしていたので、カードについていたいまいち密着性の良くない熱伝導シートをはがし、シリコングリスを塗ってヒートシンクに直接触れるようにしたところ、39度前後まで温度が下がった。それでも550はダメだった。さすがにコア電圧を上げてまで動作させるつもりはなかったので定格500Mで使用することにしたのだが…。

 結局クロック比25%アップに止まったわけである。一応、所有マシンの中では最速となり、メインマシンの面目躍如ではある。ただ、そのうちiMacDV "Super" Special Edition(名称適当)が500MHzあたり積んでくるだろうし、決して予断は許さないが。


追記

 PicPom FM/TVは、その画質が認められ、会社のゲーム画面写真撮影機材として使われることになった。(20万円のブラバドの立場はこれで本当になくなった…。)画撮のたびにマシンを占有されるのはたまらないので、PicPom FM/TVは横に置いてある会社所有のG4(PCI)400に搭載することになった。何を撮影しているのかはまだ秘密。あれれ、クリアブルーの64まで持ってっちゃうの?

 …それにしても余剰パーツが増えてきたなあ。これでマザーボードあればもう一台G3組めそうなんだけど…。


Power Macintosh G3 (Blue & white)/500 Ultra2SCSI
Memory 384M HDD 18G(U2SCSI)+9G(U2SCSI)+25G(ATA/33)
CD-RW/DVD-ROM(DVD-Video) ZIP100 MODEM
Power supply 300W
+
Apple Studio Display 15 TFT
USB Wheel Mouse (B&W)
USB-Serial Adaptor for PDA
USB Smart Media Adaptor
WorkPad Cradle
Flat Speaker

さらに追記

 CD起動できないCD-RW/DVDドライブは、不測の事態に備え純正のDVDドライブに戻すことにした。CD焼いてるときは他の作業出来なくなるから、メインマシンに入れといても仕方ないなという判断もある。

 外したCD-RW/DVDがどうなったかというと、こうなった。


Power Macintosh G3 (Blue & white)/500 Ultra2SCSI
Memory 384M HDD 18G(U2SCSI)+9G(U2SCSI)+25G(ATA/33)
DVD-ROM(DVD-Video) ZIP100 MODEM
Power supply 300W
+
Apple Studio Display 15 TFT
USB Wheel Mouse (B&W)
USB-Serial Adaptor for PDA
USB Smart Media Adaptor
WorkPad Cradle
Flat Speaker


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