PowerMacintosh G3 (B&W+B) 特別編

(Dec.8,2001)


Mac改造天国と地獄 スーパー地獄スペシャル
 
いつかこういう日が来ると、思わなかったわけではないが、
夜の静寂打ち破り、その日は突然訪れた。
 
天国から地獄へフォールダウン!
ダブル損壊!!
 
 
さらばG3、さらばYosemite。
 さらば、我が改造の日々よ。
       編 だから長いってば。


 というわけで、2台のG3マシン、ぶっ潰してしまいました。かなり凹んでます。
 話せば長いことながら。せっかくなんでだらだらと書きます。


 以前の記事でも触れているが、黒G3にRADEON PCIを搭載し、さらについ最近Sonnet encore G4/500を入れた。
このカード、YosemiteG3ではファームウエアの書き換えこそ必要だが、それ以外のいわゆる機能拡張書類を一切必要としない。加えてiTunesのエンコード速度がコンスタントに6倍出るので、非常に気に入っていた。当分マシンはこれでいいなと。

思うに、天国はここまでだった。

 さて、G3/400MHzCPUモジュールが余剰となったため、これを会社のGossammerに入れてパワーアップさせることを思い立つ。業務時間内はできないので、深夜1時過ぎに入れ替え作業がスタートした。が、実際やってみると、Gossammerが起動しない。

この辺りからだんだん雲行きが怪しくなりはじめる。

なんでも、Yosemite純正G3/400MHzCPUモジュールは、初期のGossammerでは使えない場合があるそうで、今回はまさにそれだったと後になって理解した。ここでやめておけば良かったものを。後悔先に立たず。

 勢い、会社の青白Yosemiteにさしてみようと考え、青白G3のケースを開け、ヒートシンクの取り外しにかかる。薄暗かったのも手伝ってか、不意に手に持ったドライバーが滑る。がりっ。いやーな音がする。ヒートシンクを取り外し、CPUモジュールを交換、電源を入れる。起動しない。いや、起動音がしない。ちょっと慌てる。CPUカード壊れたかと思い、元に戻して再び電源を入れる。起動しない。いや、起動音すらしない。かなり慌てる。もう一度CPUモジュールをさし直し、固定を確認したうえで、電源を入れる。起動しない。やっぱり起動音がしなーい。しばし絶句する。まさかと思い、さっきいやーな音がしたあたりをよく見る。フラッシュメモリチップと思われるパーツの足が見事に折れているのを発見してまたしばらく絶句する。相当いい角度でドライバーが当たったらしい。現場の惨状はこんな。

破損箇所周辺の写真 足折れとる……。

 おそらく、起動プログラムを含むファームウエアが格納されている場所と思われる。ハンダ付けし直そうにも、チップの足が根元から断絶しており、なによりものすごい小ささ。自己修理は不可能という結論に達するのに、そう時間はかからなかった。使い道のなくなった500MHzのCPUモジュールは、そのままGossammer行きとなった。このとき、時刻は深夜2時を回ろうとしていた。

だが、地獄はこれでは終わらなかった。

 とにかく、このまま使えない状態にしておくわけにもいかないので、家にある黒G3のYosemite基板と交換するべく、大急ぎで帰宅し、黒G3からYosemite基板を取り出して会社にとんぼ返り。青白G3の基板と交換してみたのだが……。なんと、今度は黒G3のYosemiteも起動しなくなってしまった。そして果てしない沈黙があたりを包む……。気を取り直して基板を隅々まで調べてみたのだが、特にこれといった外傷は発見できなかった。電気的な故障なのかもしれない。基板を外すときにケース内部のどこかに引っ掛けたような気もしないでもないのだが、深夜だったことに加え、相当気が動転していたこともあって、はっきり覚えていない。

 かくして、黒G3は、RADEON PCI を組み込んで3日、Encore G4に至っては、iTunesでCDを2枚エンコードしたのみ、ものの数時間稼働させただけで、ただの巨大な黒い箱に成り下がってしまった。

 どん底。
そして空は白み始めていた。


教訓


後日談
 で、当の本人は、これに懲りていじくり回すのをやめたのかと思いきや、「マシン買い換えの口実ができた」とかなんとかで、早くも次のターゲットを求め情報収集を始めたらしい。来年早々には何か動きがありそうな気配。目下の悩みのタネは2台のG3に入っていたメモリやドライブ類の使用用途のようだが、「G3の中古がもう少し安くなったらまたバラして組み直す」とか。こやつぜーんぜん懲りてない。というわけで、このコーナーはまだまだ終わらないようですわ。


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