iMacDV編


プロローグ こんどはやると思ってました。

 今回もQuickTimeの生中継を見てた。事前に画像がインターネットに流れていたとはいえ、やっぱりお祭りには参加しないと。で、その新型iMacだが、DVD搭載、Firewire搭載、騒音の元の放熱ファン排除と、それまでのiMacで気になっていたことを全て解決して登場した。PowerMacG3/400(リファービッシュ)を買ったばっかりで、マシンには不自由していなかったのだが、DVD、Firewire/iMovie、ファンレスというトリプル攻撃にすっかりやられてしまった。

 今回のiMacDVにはSpecialEditionがある。ディスクが3G、メモリが64M多くて、外装がG4を連想させるグラファイト(しかもスケスケ)で3万円高。でも待てよ、ディスクは換えちゃうし、メモリはどうせ足すんだし、そうすると外装に3万か?(←計算乱暴)それに第一今までG3と合わせて集めたブルーベリーシリーズがまた色合わなくなるじゃないか!(ボンダイブルー→ブルーベリー移行の比ではない)ブルーベリーとスペシャルエディションで悩んだが、結局実物が展示されてから見て決めようということになった。

 発売日当日。スペシャルエディションは突然の発売延期。iMacDVもほとんど即日完売状態。iBookに至ってはいつ入るか見当もつかない状態だという。スペシャルエディションは展示機すらなく、機種決定も延期。

 翌週、スペシャルエディションを見に行く。結論、透け過ぎ。見えすぎて色気がない。んー、何だか自分でもよくわからないが、とにかく購入機種はiMacDVブルーベリーということになった。MacOS9搭載モデルを狙ってちょっと時間をおいて購入予約をした。


第1章 静寂とは

 販売店から連絡が来た。いや、来ないので直接聞きに行ったのだが、翌日配送できるとのこと。平日だったので午前中の配達を依頼して帰った。翌日、配達は来た。11時50分。そりゃ確かに午前中だけどさー。こっちは8時から待ってんだよもうー。とりあえず箱から出して電源入れてMacOSのロゴだけ見て会社に向かった。あ、そういえば8.6だったな。うーむ。

 同日深夜、帰宅して改めて動作チェック。2時間ぐらい使っていると突然電源落ちたりするようなトラブルに見舞われている人がいるとのことで、ちょっと心配していたが、会社に行っている間の12時間つけっぱなしにしておいても平気だったのでこれは問題ないようだ。

 それにしても音がしない。ハードディスクアクセス音がすることはするがうるさいレベルではない。ファンの音がないとこんなにも違うものか。さすが家庭用をうたうだけのことはあるなと妙に納得してしまった。

 なお、純正USBマウスはご退場願って、代わりにロジクールの青白ホイールマウスをつけた。会社のG3用と合わせて2つめ。同型ホイールマウスはなんと5個め…。純正USBマウスもたまる一方だし…。

iMacDV 400/DVD
Memory 64M HDD 10G
USB Wheel Mouse


第2章 お約束のHD交換

 さて、一通り動作確認も終了したところで、メモリの増設とハードディスクの交換を行う。使ったディスクはIBMのDPTA353750というモデル。現在一般に売られているATAハードディスクの中で最大の容量である。

 ディスクの交換方法については各所で詳しく述べられているのでここでは割愛するが、ネジの大きさが全て同じではないので、ぴったり合うドライバーを持っていないとネジをつぶして大変なことになる。一度G3のディスク増設で失敗こいた経験上、ここは慎重に行った。

 メモリ増設は、増設作業が簡単なようにケースが改良されているにもかかわらず、マザーボードむき出しの状態で行った。まあついでってことで。

 ケースを元に戻して電源投入。当然そのままでは立ち上がらないのでMacOS9のシステムCDで起動、メモリとディスクが認識されていることを確認して、ドライブ設定でいつものように4G、4G、残り全部の3パーティーションで初期化した。最初の4Gにシステムをインストールして再起動。無事立ち上がった。回転音静か、アクセス音大きめは前評判通り。アクセス音大きめといっても不快な音ではないので全然問題ない。鬼のように高速で海のように広大なこのディスクこれからどう使うか思案中。でもDTVはじめたらあっと言う間なんだろうな。

 取り出した純正の10Gは用意して置いたUSB-ATA変換ケースに収めて外付けディスクとした。付属のドライバーをインストールしてUSBケーブルをつなぐと、何の問題もなくディスクがデスクトップ上に現れた。使い勝手は普通の外付けハードディスク。USBだけにそんなに高速ではないものの我慢できないレベルではない。それよりも使うときだけケーブルつないで使い終わったら外してしまえるので非常に使い勝手がよろしい。これでもう少し小さければ持ち運ぶ気にもなるんだが…。

使ったケース
台湾製でメーカー名不詳(書いてない…)MAP-63CU
Windows&Macintosh対応
ブルー&ホワイトスケルトンケース(Blueberryにかなり近い)
秋葉原で1.5万円程度。

iMacDV 400/DVD
Memory 192M HDD 37G
USB Wheel Mouse
USB External HDD 10G


第3章 iMacDVはビデオ出力が可能か?

 iMacDVのDVは「デジタルビデオ」DVDが見られれてDVカメラから取り込んだ映像をデジタルで編集できちゃう。じゃあ、アナログビデオはどうなのか。入力に関してはSONYからメディアコンバーターが出てるから、これを通せばFireWireで取りむことができる。出力は? DVデータならDVに書き出してメディアコンバーターを通してビデオ出力ができる。けど、書き出しじゃなくて、iMacのモニターに出てる画面をそのままビデオ出力するには? ゲームやDVDを大型テレビの大画面で楽しむにはどうすればいいの?

 実はこの問いに対する答えは、appleが行うイベントにあった。Mr.ジョブスが壇上でスピーチするとき、バックに大型スクリーンがあって、DVDビデオやらゲームやらマックの画面がそのまま出てるよね。あれを使えばいいわけ。

 コンピューターのアナログRGB信号をビデオ信号に変換するダウンスキャンコンバーターという装置を使う。通常はこれをコンピューターとモニターの間にかませればいいわけだが、iMacはモニター一体型なのでそれができない。(旧型のiMacやiBookではそれを可能にするために外部モニター端子を増設する改造が施されていたとか。)ところが、iMacDVには外部モニター端子がすでに用意されている。ここにスキャンコンバーターをつないでやればいい。

 スキャンコンバーターは企業プレゼンテーション用途向けに各社から発売されている。特にMac用という製品はないが、ハードの改造もソフトウエアのインストールも不要、ただVGAコネクタをつなぐだけなので汎用品で問題はない。

 ただ一つ注意することは、モニターのリフレッシュレート(または垂直同期周波数)。iMacのリフレッシュレートは、横640、800、1024の各解像度においてそれぞれ117、95、75Hzと高く、この周波数に対応していないスキャンコンバーターでは画面が出ない。各スキャンコンバーターによってこの対応周波数がかなり違うので、購入の際には注意が必要。Macintosh対応と書かれていても、iMacで使える保証はない。

 今回使用したのは、Justy(株式会社トライコーポレーション)JTV-05Aというモデル。リフレッシュレート130Hzまで対応となっている。秋葉原で約25000円。iMacDV背面の外部モニター端子とスキャンコンバーターを付属のVGAケーブルでつなぎ、S端子ケーブルをテレビにつなぐ。配線はこれだけ。あとはスキャンコンバーターにACアダプタをつないで電源を入れ、iMacDVを起動させると、あっけなくiMacDVの画面がTVに表示された。

 肝心の画質はというと、iMacDVのモニターと比べてややソフトフォーカス(簡単に言うとぼやける)がかかるものの、DVDやゲームでは全く問題にならないレベル。横640、800、1024全ての解像度でTV出力が可能だった。

 DVDプレイヤーの全画面表示モードだと、普通のDVDプレイヤーとほとんど変わらない。(細かいことを言うと画質はさすがに専用機に及ばないが。)iMovieもDV書き出しをしなくても全画面プレビューを使えばその場でTVで作成中のムービーを見ることができる。Bugdom等のゲームもOK。画面のギラギラ感がソフトフォーカスで消されて逆にいい感じになってる。いやあ、ビデオデッキと組み合わせて結構遊べそうだ。

iMacDV 400/DVD
Memory 192M HDD 37G
USB Wheel Mouse
USB External HDD 10G
Down Scan Converter

追記:誤解のないように書いておくけど、TVに出力すると、普通のテキスト文字はほとんど判別できない。そのくらいぼける。DVDやムービー見る分には問題ないんだけどね。


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