FireWireHDDCaseいろいろ

(Dec.31,2000)


 うーん、予告してからかなり時間たっちゃった割には小ネタです。すみません。次から本番です。

 VSTのFire Wire HDDを使っていて、その使い勝手の良さにMOやZIPはとんと使わなくなってしまった。もし2.5インチのハードディスクが余るようなことがあったら、PCカードでもUSBでもなくFireWireのケースに入れて使おうと思っていた。

 で、訳*あって2.5インチの余剰HDDが出たので、FireWireHDDケースを購入することになった。その時点で2.5インチ用のケースは数社から発売されていたが、たまたま立ち寄ったショップで半透明グラファイトのものを見つけ、やや大振りながらも価格的にも一番安かったので(\9,800)その場で購入した。数時間後、別の用事で別のショップに立ち寄ったところ、今度は同価格でもっと小振りのケースを見つけた。やっちまったかなあと思いながらも、結局それもゲットしてしまった。この二つ、取り扱う代理店は異なるのだが、よく見るとよく似ている。

左がMD2-FW1、右がMD2-FW2。型番もそっくり。

 買ったときは全然気がつかなかったのだが、実はこの二つ、同じメーカーが作っているものだっだ。(台湾のDATAFAB社)MD2-FW2の方は日本の周辺機器メーカーがOEMで採用していたりするので、見たことのある形ではある。残念ながらこのパッケージには色替えのためのパーツは付属していなかった。(最近のパッケージには付属しているものがあるそうな。なんか悔しい。)FireWire-IDE変換チップはLSILogicのものが使われており、VSTのFireWireHDD機能拡張でそのまま使用することができた。(iMacDV/青白G3/黒G3+FWカード/PBで動作確認済み。)

それぞれ、前と後ろから見たところ。左がMD2-FW1、右がMD2-FW2。

 FW1の方はFireWire1ポートで、ケースの厚みからして9.5mm厚のHDDまでしか入らなさそうである。FW2は2ポートで、こちらは厚みも十分で12mmまで対応が可能。そのぶんぼてっとした印象は否めないが。17mm厚のHDDは試していないがちょっと厳しそうである。どちらも、ACアダプター端子があるが、基本的にFireWireポートから電源を取って駆動するので数珠繋ぎに何台も接続しない限り使うことはないだろう。スライドスイッチは、AC/FireWireのどちらから電源を取るかの切り替え用。

 買った当初は6GのHDD一台をFW1に入れて使っていて、FW2の方は遊んでいたのだが、さらに訳*あって、12mm厚HDDが余剰になり、めでたくFW2が稼働することになった。

おまけ。VSTのディスクと一緒に重ねてみた。大きさはほぼ一緒。

 で、気になる転送速度だが、一通り調べてみた。もっとも、使用ドライブがバラバラなのでケースの性能比較にはまったくなっていない。まあ、このぐらいの速度が出ているんだな程度に見ていただきたい。参考までに、2.5/3.5インチ兼用のFireWireHDDケース、PCiのRX35FにQuantum Fireball CX(iMacDV標準)を組み込んだものも載せておく。


VST format 2.2.2j の実行画面

ケース種別 搭載ドライブ ドライブ
容量
大きいファイル 小さいファイル シーク
タイム
[ms]
読み込み
[MB/sec]
書き込み
[MB/sec]
読み込み
[MB/sec]
書き込み
[MB/sec]
VST 富士通 型番不明 6G 9.20 9.41 3.92 6.93 21.85
MD2-FW1 富士通 MHK2060AT PB純正 6G 9.14 9.42 3.34 5.76 20.83
MD2-FS2 IBM DJSA-230 30G 7.40 9.13 3.06 5.60 19.85
PCi RX35F WD 型番失念 G4Cube純正 20G 10.72 14.36 3.75 7.15 15.27
測定条件:黒G3(Yosemie後期型改)+ PCI FireWire Card、MacOS 9.0.4、FireWire 2.5、VST Fire Wire 2.2.2J

 こうしてみると、どれも似たりよったり。本来の性能の半分程度しか出ていない。FireWire-ATI変換の限界なのか、それともFireWireのドライバーがボトルネックになっているのかは不明だが、せっかくの400Mbpsなんだからもう少し速くなっても罰は当たらないだろうに。とは言っても、USB接続のHDDやMOに比べたら間違いなく快適なんだけどね。


 *訳については、次回の講釈で。


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