FireWireDiskを使ってみた。


 iMacのデータ待避用にUSB-SCSI変換経由の外付けSCSIハードディスクや、USB-ATA変換ケースにいれたATAハードディスクを使ってみたが、やはりUSBを経由するとその転送速度がボトルネックになり、1Gのデータをコピーするのに1時間近くかかったりする。また、これまで家と会社のデータ運搬に100MZIPを使っていたのだが、まれに100Mに収まらないケースも出てきて、お手軽で高速な大容量メディアを物色していた。
 そこで目を付けたのが、VSTテクノロジー社のFireWireハードディスク、MacWorldExpoでMr.ジョブスがデモしてたアレである。FireWireによる高速転送、ポケットに入るほど小型で、FireWireポートから電源を取るためACアダプタも不要といいことずくめ。最近日本でも正規代理店ができて販売が始まったようだが、アメリカ価格と比較して軒並み1万円から2万円高い。通販で個人輸入という手もあるが、送料と関税が馬鹿にならないので、いざ購入となるとちょっと躊躇していた。

 今回、社員旅行でアメリカに行く機会があり、直接アメリカで買ってくることを考えた。輸入関税が免除されるからである。(注:上限額あり。)ただ、モノがモノだけにその辺のお店にあるかどうかわからないし、探して歩くほどの時間を割けるかどうか怪しい状態だった。
 そんな話をしていたら、アメリカ国籍をもつ生粋アメリカ人社員からある提案が。「インターネットで注文してホテルに届けてもらいましょう。僕も買いたいものがあります。」なるほど、そういう手があったか。でもパソコン持ってくの? あ、持ってく。軽くなる前のパワーブックG3だよね。ご苦労様。買うとき貸してね。

 アメリカで買い物をする場合、その州に応じた州税(消費税みたいなもの)がかかる。が、これが通信販売で、販売者の所在地と商品の送付先が違う州の場合に、この州税がなぜかかからない。どうにも理解に苦しむが、そういうことらしい。
 現地に到着し、早速4Gタイプのハードディスクをオーダーした。利用したOutpost.comはオハイオ州、配送先のラスベガスはネバダ州なので、税金なし。おまけにOutpost.comはアメリカ国内送料無料。FireWire4Gハードディスク$350、ついでにPSデュアルショック激似のUSBジョイパッド$30をつけて締めて$380也。まいど。
 ただ、ホテルによっては荷物の受け取りに手数料がかかることもあるようなので、やってみようと思う人は事前に確認をおすすめする。
 OVERNGHIT配送はだてではなく、本当に翌日届いた。注文したのは4Gタイプのものだったのだが、箱を開けてみると1枚メモが入っていて、「6Gモデル作り過ぎちゃったから4Gモデルの箱に6Gモデル入れとくね、2G分はサービスだよ」(内容超意訳)と書いてあった。よく見たら確かに6Gモデルだった。差額約$50のお得。
 日本に帰ってきて日本のショップの値段を確認したら6Gモデルで約55000円+消費税といったところ。かなり安く買えたことになる。

 で、実際使ってみた。付属CDからドライバーをインストールすれば、あとはディスクをFireWireケーブルでつなぐだけでデスクトップ上にマウントされる。2.5インチディスクを使っているためさすがにめちゃくちゃ高速というわけではないが、それでもUSB接続に比べると5倍〜10倍は速いじゃなかろうか。なによりケーブル1本で使いたいときにつなげて使えるお手軽さはとっても便利。さすがに胸ポケットに入れるのはちょっと苦しいが、この大きさ重さなら持ち運ぶ気にもなろうってものだ。

 最後に、パワーブックG3を貸してくれたジェラスさんにこの場を借りて感謝。ちなみに、彼は2000年に出ると言われる軽量パワーブックへの買い換えを本気で考えているそうな。さすがに重かったのね…。


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