番外 自作PC4号機 "QuietBlack" for FFXI
Jan.13,2003

自作PC 4号機 Pentium4 2.4G "QuietBlack" (2002.11ごろ組み立て)

 2号機*の不調と商売がらそろそろオンラインゲームも触っておかないといけないんじゃないかなーという危機感(?)から、2号機から外したドライブ類と3号機組み立て時に相性問題でほったらかされてたマザーをベースにまた一台組み立て。自宅で使うのでこれまた徹底的な静音化を敢行。CPUとグラフィックカードはファンレス、電源部とケース背面に静音ファンがあるだけという構成だが、2号機と異なり動作はすこぶる安定、しかも横のiMacよりも静かだったりする。完全FFXI専用マシン。

*自作PC2号機:マザーボードにShuttleFV24を採用したSOLDAMのべアボーンキットをベースに組んだもの。小型ということで選んだものの、CPUと電源部のファンの轟音に悩まされ、かなり無茶な静音化を敢行。ビデオ能力不足を補うためPCIのビデオカードの増設も行う。が、無理がたたったのかその後かなりの高確率で起動に失敗するなどすこぶる不安定な状態に陥る。ドライブ類を4号機に譲る形で解体。

 4号機、QuietBlackのパーツ構成は次の通り。

M/B AOpen MX4GR (i845G, DDR333, USB2.0, Sound, LAN)
CPU Intel Pentium4 2.4GHz (FSB533Mhz) + ファンレスヒートシンク
Memory NoBrand PC2700(DDR333) 512M
Video SIGMACOM GeForce4 Ti4200 128M (ファンレス)
HDD Seagate ST340810A (U6 40G)
DVD-ROM LITE-ON LTD163
CD-RW LITE-ON LTR-32123S
CASE SOLDAM MT-PRO770 II MicroMASTER HYBRID
FDD、USB-KeyBoard、USB-Mouse、USB-JoyPadAdaptor+PS2Controler

 MX4GRは、3号機用に最初に購入したMicroATX規格のマザーボードで、インテルがDDR333に正式対応する以前、AOpenが独自拡張で対応したもの。DDR333動作に関してメモリとの相性がシビアだったため、安定性重視の3号機はIntel製のマザーに交換、MX4GRはしばらく宙に浮いていた。
 4号機組み立てに際し、別のところで購入したメモリモジュールはDDR333でも動作問題なし。難しいものである。

 自宅設置が前提なので、ファンの騒音は極力避けたいところ。CPU、ビデオカードには通常冷却用のファンを取り付けることになっているが、これらは騒音の原因となる。今回は可能な限りファンレスでの運用をめざした。

 SIGMACOMのGeForce4 Ti4200は、冷却ファンの代わりに巨大なヒートシンクがついているタイプ。ヒートパイプを介してカードの両面それぞれに設置されたヒートシンクから放熱を行う。隣のPCIスロットのスペースを占有するほどの大きさである。
 MX4GRへの搭載に関しては、MX4GR基盤上の三端子レギュレーターについている小さなヒートシンクが干渉するため、そのままでは取り付けられない。やむを得ずレギュレーターヒートシンクを金ノコで切断した。取説にも注意書きがあるが、物理的な干渉という点でかなりマザーボードを選ぶようなので、購入の際は十分な事前調査を心掛けたい。

 CPUヒートシンク CoolerMaster ZERO-1はファンがついておらず、代わりに巨大なヒートシンクのみで冷却を行う。換気性の良いケースであれば、2.4GHzまで対応とのこと。なお、マザーボード固定用のパーツごと取り替える必要があるのでその点は注意。

 ケースについては、前述の通りを選ぶ必要があるが、そこそこかっこ良くて、できるだけ小さいものとなるとなかなか選択肢がない。(もともと汎用設計のPCケースにデザイン性を求めるのも酷な話ではある。)そんな中で見つけたのがSOLDAMのMT-PRO770II MicroMASTER。アルミにこだわるわけではないので、スチール製のものを選択。静音電源搭載ということで期待していたのだが、現物はそこそこうるさかった。せっかくのCPU/ビデオファンレスマシンにもかかわらず、電源がうるさいのでは元も子もない。別の静音電源に取り替えても、うるさくないという保証はないので、電源ユニットをバラして、ファンのみを交換することにした。(注:感電には十分注意)具体的には、排気側を山洋の静音ファンに交換、吸気側のファンは省略した。

外観はシンプルでオーソドックス

 ここまでで実際に動作させてみると、時間経過とともにビデオ性能が下がってくる現象が確認された。マザーボード付属のモニタリングソフトでは、CPUの温度異常は認められなかったため、ビデオカードの熱ダレと推定される。
 そこで、ケース背面にもう一つファンを設置し、強制吸気によりビデオカードのヒートシンクに直接風が当たるようにしたところ、ビデオ性能低下が解消された。なお、下の写真では、底面にもう一つファンが設置してあるが、ここのファンを動作させると、吸気/排気のいずれもビデオ性能の若干の低下がみられたため、最終的には取り外した。ケース内の気流設計がいかに難しいものかを実感することとなった。

中身はこんな感じ

 このセッティングで、FFXIベンチを一晩回したところ、スコアが5200前後、ケース内温度39℃、CPU温度45℃で安定した。運用開始から40日ほど経過するが、動作は安定している。もちろん測定時の室温がさほど高くないという好条件下での結果ではあるので、夏場大丈夫かという懸念はあるが、ほとんどゲーム専用機ということもあり、クリティカルな作業をするわけでもないので大きな問題にはしていない。様子をみつつ必要であれば冷却系を強化といったところか。




 一言:スペック的に決して低くない数字は出ているはずだけど、FFXI処理落ちする時は処理落ちするねー。


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