ADSL開通
(Jan. 1, 2001)


ブロードバンドネットワーク到来

 改造ネタとは違うのだが、今住んでいる地域でxDSLサービスが開始されたので、早速申し込んで使ってみた。今回はそのレポート。あ、いや自慢話かも。お気に障ったらすみません。


申し込みから開通まで

 8月下旬、東京めたりっく通信が9月1日より東京23区全域でサービス受付を開始するとアナウンス。

 9/1、受付開始と同時に同社webサイトから申し込み。下り1600kbps、上り260kbpsの複数接続のタイプ。Family1600というコースとなる。直後に受け付けメールが届く。それによると、このあたりはまだサービス対象区域ではないが、準備が整い次第また連絡するとのこと。

 9/28、未開局エリアの今後の開局予定がメールで届く。うちは10月中〜下旬とのこと。

 11/1、申し込み内容の確認メールが届く。どうやら開局したらしい。

 11/10、NTT回線机上調査の結果についてメール。合格とのこと。うちの利用回線は光ファイバー収容ではない、ということらしい。

 このあたりで、封書で会員規約とIDとパスワードが届く。封書を捨ててしまったので日付は不明。

 11/16、めたりっく通信からNTT回線がアナログに切り替わってないとのメールが届く。あれ? 代行してくれんじゃなかったの? どうも、NTTから連絡が来るも、留守だったためそのままになっていたらしい。留守電にメッセージぐらい入れといてくれNTT! ともかく、106に電話してアナログへの切り替えを申し込む。切り替え日をめたりっく通信に連絡。

 11/17 めたりっく通信からアナログ切り替え日確認のメールが入る。

 11/20頃、会社に行っている間に回線切り換えがある。ISDN+ルーターからアナログモデムへとネット接続環境が変化。ルーターは無用の長物と化す。モデムの接続まで遅いこと遅いこと……。

 11/27、工事日調整の問い合わせメールが入る。勤務時間の関係で午前中で申し込む。

 11/28、工事日が12/5に決まったとのメールが来る。

 12/2、NTTからDSL利用可能の電話連絡が入る。

 12/5、東京めたりっく通信の指定業者が来宅。スプリッターとDSLモデムを設置し、開通となった。

 12/8、東京めたりっく通信から、開通確認のメールが届く。

 ということで、申し込みから開通まで3ヶ月以上かかった。ふう。


気になる通信速度は?

 設置の時にセットアップの後、業者がノートパソコンを取り出し、回線速度を計測していた。どうもftp転送の速度を測っているようだ。その結果、下り1320kbps、上り255.2kbpsとなった。カタログ値からすると控えめな数字だが、自宅と電話局との距離が約2kmあることを考えるとまあまあの数字だろう。

 めたりっく通信に加入したときにもらえる会員用のホームページ領域にfetchを使ってデータを送受信し、その速度をIPNetMonitorを使って測定してみた。


緑が受信(下り)で赤が送信(上り)の速度を表す。

下りで163KB/sec、上りで36KB/secとなった。

これがどのくらいの速度かというと、1Mバイトの
ファイルが10秒弱で落っこちてくる速さ、と言えば
なんとなくわかるだろうか?

 試しに、アップルのサイトからMacOS 9.0.4Jアップデータをダウンロードしてみると、12.5Mバイトで約2分弱だった。ちなみに会社のOCNエコノミー環境(平均80kbps程度)では、25分かかっているから、その速度は目を見張るものがある。

 めたりっく通信貸与のDSLモデムはルータータイプで、Macとはイーサネットケーブルで接続する。このルーター内にはパケットのフィルターが設定してあるらしく、QuickTimeストリーミングはhttpモードに設定しないと表示できなかった。一種のファイヤーウォールとしての機能もあるのだろう。めたりっく通信からはグローバルIPアドレスが割り振られるとのことだったが、割り振られるのはこのルーターで、MacにはルーターのDHCPサーバーが割り振ったと思われるプライベートIPアドレスが割り振られた。(例:192.168.1.x)ルーターのアドレスは192.168.1.1と思われるが、接続しようとしたところパスワードを求められ、結局接続できなかった。接続できればいろいろ設定が可能なのかも知れない。


総括

 NTTが光ファイバーの試験サービスを始めたが、DSLサービスに比べて割高であり、今のところ一契約に10Mbpsが割り当てられるわけではないようである。ISDNは通信速度の限界からもはや時代遅れ。ケーブルTVの場合は集合住宅への施設やサービス提供地域の問題がある。速度もISDN並のところがあると聞く。インターネット常時接続を考える上で、xDSLサービスは現時点でかなり良い選択と感じる。

 ただ、接続したサーバーが遅い場合は、せっかくの高速回線もまるで役に立たない。CGIなどで待たされる時間は短縮されないことは考慮するべきだろう。

 とはいえ、高速回線の常時接続環境は一度体験してしまうともう元へは戻れない。会社のwebサイトを収容しているサーバーにtelnetでログインし操作しても、とても遙か遠く離れた場所にあるとは思えない。そのぐらい快適なのである。将来、光ケーブルが一般化し、分配方式ではなく一契約で10Mbpsを使えるようになれば、本格的なサテライトオフィス、SOHO環境が実現するだろう。それが人口密度の低い地方まで確実に延びることを願ってやまない。


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