緊急連載 高橋秀五のすごく重要な緊急報告! 第1回

 緊急報告。最近風邪をひいたら2週間も微熱続きでどうにもダルい。どうなってんだろと思っているうちに、その週末にとてつもない歯痛(だと思った)に見舞われ、そのせいかアゴや目の辺りまで死ぬほど痛くなってしまった。我慢しきれず朝一番に急患で歯医者にいってみると「歯は腫れてないですよ」とのこと・・・。一体どういうことだ・・・。これって、もしかして・・・ガン? ここ2〜3年ずっと悩まされ続けている偏頭痛もこの痛みに関係あるのかも知れんなどと、頭の中を悪いことばかりが駆け巡り、意を決して町の総合病院へ行ってみる。ちなみに偏頭痛(左目の辺りから頭にかけて痛くなる)の方は眼科、歯科(おやしらずのせいかもしれないといわれたためまとめて3本抜いている。でも直らず・・・)、神経外科、内科で調べてもどこが悪いか結論が出ていなかったのだ。

 病院に行くと風邪が流行っているらしく、満員状態。医者の奴め、儲けてやがるなと思いつつも、そんな事はおくびにも出さず、看護婦にしおらしく病状を告げると「1時間待ちます」などと血も涙もないことを平然というから、取り敢えず頭をCTスキャンで調べてくれと頼み込んだらCTスキャンは空いていたらしく交渉成立。

 頭部をスキャンしてみると、本来白く写るはずの場所が左側だけ真っ黒状態。ウオー、やっぱりガ、ガン? するとレントゲン技師曰く「ああ・・・急性副鼻腔炎ですね」 な、なんだそれ? 人間の鼻の奥には頭蓋骨でいうと鼻の穴の部分から目の後ろ側にかけて空洞部分があってそれが脳の方まで続いているんだそう。ところがその部分に何の因果か膿(のう)がつまってしまう病気を副鼻腔炎というらしい。今回その膿が鼻の部分に一杯になり眼球の後ろの方までつまって激痛をおこしていたらしいのだ。

 今までは体調が悪いときなどに痛くなる程度の慢性副鼻腔炎だったのが、風邪をこじらせたため急性になったそうで、処置をしないと頭もやばいらしい、ヒィー。最悪、上唇と歯茎の間を切開してベロンチョと表皮をめくって膿を排出するらしいのだ(その手術をすると2ヶ月は表皮がまともに動かなくて、能面のようになってしまうらしい。おぞましい・・・)が、まだその通路が完全に塞がっているわけではないので、その通路の通りを良くしてから薬で散らす方法と、針が先についたチューブをブスッと鼻の奥に刺してチューッと吸い出す方法があるらしい。どの処置がいいかまずは様子をみてみましょうと、薬のついた綿棒(25cmはある)をどこまでもどこまでも・・・差し込んでいく。鼻の穴ってずいぶん奥まで物が入るものなんだねぇ。この年になって初めて知ったよ・・・。あまりの出来事に我を忘れていると、医者が「これなら薬で散らせそうですね」と話しかけたのだった。

 まだ治療中なので皮を剥がないという保証はないが、人間やっぱり健康が一番。病気になってからでは手遅れだ。体を鍛えて心身ともに健康でいようと誓った今日この頃でした。みんなも家の中ばかりじゃなく外でも遊ぶんだぞォ。

用語の補足

CTスキャン→簡単に言えば高精度のレントゲンをとる機械。頭の輪切りもとることができる。映像を見たい方はこちら

副鼻腔炎→頭蓋骨の鼻の穴の部分から目の後ろ側にかけて空洞部分がある。そこに膿がつまってしまう病気を副鼻腔炎という。激痛をともなうと急性となる。

膿(のう)→厳密にいうとウミとはちょっと違うモノらしいが素人には区別不能。

皮を剥ぐ→昔でいえばインディアンのモヒカン族の習わし。

健康→病気になったときに尊いものだと気づくもの。