シンクロニシティ・ストーリー


1.サラバンドの傭兵ガロッシュを

シンビオス(シナリオ1の主人公)は救ったか?


 海上都市サラバンドにかかる桟橋の戦闘で出会うサラバンド軍の傭兵ガロッシュ。シナリオ1でプレイヤーはその戦い方によって彼を助ける可能性も見殺しにしてしまう可能性も持っていました。ガロッシュを救う、あるいは救えないことでシナリオ1上でもその後のエピソードには変化が生じていました。シナリオ1ではガロッシュを救うことでガロッシュを取り巻く一部の人間には皇帝誘拐の真犯人は共和国軍ではないということを分かってもらえる。そしてまた救えなかった時にはガロッシュの恋人がガロッシュが死んだ悲しみに耐えながら、ガロッシュの故郷の弟や両親にガロッシュの死を伝える手紙を、ガロッシュが愛し育てていた(飼っていた)ハトにつけ、その鳩を解き放つエピソードとガロッシュの形見のアイテムを手に入れるなどの変化が、ガロッシュを救うか救わないかによって起こっていたのです。(ノーヒントでシナリオ1の、この変化に気づいたプレイヤーはゲームをやり込んでいるといえるでしょう)どちらのパターンも試した人にとっては、シナリオ1での変化だけを見るとガロッシュを救えない方が色々なエピソードが絡んできたのにはビックリされた方も多かったはず。

 しかしシナリオ2ではもっと大きな変化、これこそシンクロニシティだといえるようなそれぞれの結果によるエピソードがプレイヤーを待っているのです。例えば生き残ったことで皇帝誘拐の真相を知っているガロッシュが直接物語に関わってきます。

 またガロッシュを救えなかった場合では、きっとガロッシュの恋人のエピソードがサラバンドではさらに起こるでしょうし、ガロッシュを救えなかったということは皇帝誘拐を企てた共和国軍によってガロッシュは倒されたということになるので、その話を聞いた故郷に住む親兄弟が帝国王子メディオン(プレイヤー)の冒険に関わってくるということが考えられます。

 今までのゲームでは助けることが正解で、助けられないと不正解という選択肢しか持っていなかったゲームの世界ですが、シャイニング・フォースIIIではプレイヤーの冒険によって世界が響き合い、その響き合った世界つまりシンクロニシティ・ストーリーを味わうことになるでしょう。


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